遺伝の話ではありません。
親の努力、接し方次第だという意味です。
子どもと接する時間でもありません。
短くても、やり方次第では、いくらでも伸ばせます。
例えば、子どもから、何か聞かれたとします。
算数の問題かもしれません。
どうしますか?
「わかっています。きちんと、一生懸命説明してあげるのがいいんでしょ?」
以前にも、言いましたが、必ずしも親が教えるのが正解とは思いません。
子どもが成長していくに従って、内容が高度になると、それが難しくなるでしょう。
なかには、
「忙しくて、子どもと接する時間がほとんどありません。だから・・・」
という方もいらっしゃると思います。
その場合、「忙しいから無理!」とか、「そんなの自分で調べなさい!」と言ってはいけませんよ。
もう二度と聞いてくれなくなります。
親は子供にとって、歩く辞書です。
別に辞書をひくのが面倒なのではありません。
調べ方がわからないか、辞書がいかに役に立つか、知らないのです。
ですから、時には、
「う~ん。何だろう??わかんないな~」とバカなふりをして、
「辞書をひけば、わかるかもしれないよ?調べ方知ってる?」と、
自分で調べさせるように仕向けるのです。
わからなければ、教えてあげてください。
但し、それが難しいようでしたら、一人で調べられるようになるまで、一緒に調べてあげないといけませんよ。
そして、最後に、「お母さんにも、それ教えて?」で、キマリです。
そのうち、自分で調べて、お母さんに「聞いて、聞いて」があるでしょう。
その時は、「すごいね!よく知ってるね!」と子どもに優越感を持たせましょう。