難関校合格には、以下の7つの条件を揃える必要があると考え、開塾時から教育方針に掲げています。
1.目標をしっかりと持っていること
教育方針:高い志と豊かな人間性を持ち、目標に向かって、自分の能力を最大限に発揮し、チャレンジする 精神を養う。知の追求を常とし、一意専心に勉学に励む心を養う。
2.自ら考え、積極的に行動できること
教育方針:単なる知識の積み上げではなく、「なぜそうなったのか」「どう考えるのか」と問題の本質・仕組みを追求し、自ら調べ、考える力を育てる。人の先頭になって、リーダーシップを発揮するなど、自ら行動できる精神も同時に養う。
3.自分の考えを筋道を立てて述べられること
教育方針:「要約力」・「記述力」・「表現力」を身につけさせる。すなわち、意見をまとめ発表する力、自分の考えを相手に的確に伝える力、論理的に表現する力、周りの意見を聞き、失敗を恐れず、積極的に自分の考えを発表する力を養う。
4.自ら復習できること
教育方針:日常的に、自ら課題を見つけ、問題の本質・仕組みを追求し解決することを促し、「思考力」「判断力」「問題解決能力」の向上に努力する。宿題は、内申点のためではなく、その日のことを定着させるために覚えようと意識しながらやる。
5.短時間で効率よく学習できること
教育方針:決められた時間内で自分の力を最大限に引き出す時間配分と集中力の鍛錬を日常的に行い、効率のよい学習の習慣付けをする。そして、一気呵成に物事を終わらせることで達成感を感じさせる。
6.できないことを人や環境のせいにしないこと
教育方針:自らを厳しく律し、自問自答することで、問題点を見つけ、改善する力を養う。自己解決できない際にも、積極的に質問できるよう促す。
7.素直であること
教育方針:教える側と学ぶ側の間の信頼関係を構築し、よく観察した上で適切な助言を与える。素直とは、「人の話をきちんと聞き,そのとおりに実行してみる」ことである。
これを見て、「何を当然のことを」と思われるかもしれません。しかし、成績が伸び悩む人は、この7つから外れたことをしているのです。「唯一絶対の方法論」など存在しません。しかし、伸び悩む人は成功者が共通して持っている「当然のこと」を身につけることから始めるべきです。つまり、「間違った方法論を矯正する」ことからスタートするべきなのです。なぜなら、優秀な受験生たちが共通して行っていることこそが、「正しい勉強」だからです。