岡山朝日高校受験専門進学塾サンライズ塾長です。
ちょっとした時間にすぐ読める短編記事になっています。
仕事や家事の息抜きにどうぞ。
物を無くした時の探し方
あれ?どこにいったかな?
無くしたものを探すとき、なかなか見つからないことってありませんか?
勉強において弱点を見つけて復習をすることは、無くしたものを探し見つけることに似ているように思います。
3つの見つけ方
1.今までの行動を振り返り、そのルート上にないか探す。
先ずは誰しもやることだと思いますが、自分の歩いてきた道や行動を再現してそこに落ちていないかを確認します。
すぐに見つかるといいんですけどね・・・。
案外見つからないものです。
これを勉強に例えると・・・
自分の解答の過程を見直して、間違っているところがないかざっと見る。
計算ミスや誤字脱字等はこの段階で発見できることが多いです。
2.今までの傾向から、無くしたと考えられそうなところを探す。
ササっと見ただけでは見つからない場合、例えば引き出しの中やカバンの中を探すとき、一つ一つ中のものを取り出しながら、確実に調べていきます。
転がって物陰に隠れているかもしれないので、探す範囲を少し広げながらもう一度考えられる場所を探してみましょう。
今まで探していたものが見つかったケースで、どういったところで見つかったかなども参考になると思います。
これを勉強に例えると・・・
今までの間違えたパターンを振り返り、重点的にチェックする。
人によって間違えるパターンは異なりますが、数学でよく見るのが、
- 九九の間違い(6×7=48となっていたとか)
- 足し算、引き算のミス
- 繰り上がり、繰り下がり忘れ
- 問題の読み間違い
- 式の写し間違い
などです。
特に計算などは、その都度確かめをしながら進めていくと良いでしょう。
3.まさかここにはないだろうと思い込んでいる場所を探す。
探しても探しても見つからない!
でも大切なものであればなかなか諦めきれません。
その場合には、もっと探す範囲を広げ、絶対にないと思い込むことをやめます。
その引き出しは絶対に開けていないと思っていても、無意識に行動しているかもしれません。
見つかった後に、「そういえば開けたかも・・・」ということもあります。
自分以外の誰かが移動させたかもしれません。
「あの場所は触っていないからないな・・・」とスルーしていた場所を探してみると案外見つかったりします。
これを勉強に例えると・・・
ここは絶対に合っていると思っているところを疑ってみる。
思い込みは怖いですね。
指摘されてもしばらく気づかなかったり、絶対に間違っていないと認めないとか。
間違いに気づけば、「あ~~~~~!!!」なんですけどね。
子ども部屋
たまに相談されることの一つに、「子供部屋をいつ用意すべきか?」というのがあります。
まだ小さいうちは、必要ないのですが、小学生になるとそういったお悩みは増えてきます。
一般的には、小学校高学年くらいからです。
ただし、重要なのは、部屋にこもらせないことです。
部屋のドアは開けておき、いつでも中の様子がわかるようにしておきます。
部屋に引きこもらせず、できるだけ外に出かけたり、周りと会話をする機会を増やすことを促しましょう。
勉強する場合は、お母さんの目の届きやすいリビングが良いです。
分からないところをすぐに聞きやすいですし、お母さんが見ていることで、集中して勉強ができます。
塾生も、そうしている人が多いですね。