中学生が直面する5つの課題とは?学習のつまずきを解決する方法

中学生になると、勉強の難易度が上がり、成績の伸び悩みに直面することが増えます。特に、基礎が定着していないと、授業についていくのが難しくなることも。今回は、多くの中学生が抱える5つの課題について解説し、それぞれの解決策を考えます。保護者の方ができるサポート方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1. 小学校の学習内容が定着していない

中学校の学習は、小学校の基礎知識をもとに進んでいきます。そのため、小学校の内容がしっかり身についていないと、中学校での授業についていくのが難しくなります。特に、数学や英語は、小学校で学んだことを前提にしているため、基礎があやふやだと中学の学習に支障が出ることが多いです。
例えば、数学の「方程式」は中学で学ぶ内容ですが、その前提となる「割合」や「比」の概念は小学校で習います。小学校の段階でこれらの考え方が身についていないと、方程式の文章題を解く際に苦戦することになります。同じように、英語の文法も、小学校の段階で基本的な語順や単語をしっかり覚えていないと、中学での文法理解が難しくなるでしょう。
また、社会科では、小学校6年生で日本の歴史や地理を一通り学びますが、中学に入るとその知識を深める形で授業が進みます。小学校の知識が抜けていると、中学の学習が「新しいことばかり」で大変に感じることもあります。
特に中学で苦労するのは「国語力の不足」です。国語の力は、すべての教科の理解に影響します。例えば、理科や社会の問題文が長くなると、書かれている内容を正しく読み取れず、答えが出せなくなることもあります。小学校で「読解問題が苦手だった」という子は、中学でさらに苦戦する可能性が高くなります。
小学校の学習内容が定着していないとどうなる?
- 数学 → 割合や比がわからず、方程式や図形問題でつまずく
- 英語 → 単語や基本的な文法が曖昧で、英文が理解できない
- 社会 → 日本の歴史や地理の基礎が抜けていて、授業の理解が遅れる
- 理科 → 問題文の意味が分からず、実験の内容が頭に入らない
- 国語 → 読解問題の要点がつかめず、ほかの教科の問題文も理解しにくくなる
解決策:小学校の復習を計画的に行う
小学校の学習内容が不十分だと感じた場合は、早めに復習することが大切です。中学に入ってからでも、次のような方法で基礎を固めていきましょう。
1. 苦手な単元をピンポイントで復習する
すべての教科を復習しようとすると負担が大きくなります。まずは、苦手な単元に絞って学び直すことが効果的です。例えば、数学の文章題が苦手なら、「割合・比」や「分数の計算」など、基本的な部分から見直してみましょう。
2. 短時間でもコツコツ学習する
「復習しないといけないのは分かっているけど、時間が取れない…」というケースも多いですよね。そんなときは、1日15~30分だけでも復習の時間を作ることをおすすめします。例えば、学校の宿題を終えたあとに10分間、小学校の漢字や計算問題を解く習慣をつけるだけでも効果があります。
3. 問題を解くだけでなく、解説をしっかり読む
ただ問題を解くだけでは、理解が深まりません。特に、間違えた問題は「なぜ間違えたのか」「どうすれば正しく解けるのか」を考えながら解説を読むことが大切です。
4. 家庭で親がサポートする
保護者の方が、お子さんの学習の進み具合を確認しながら、適度に声をかけてあげるのも大切です。「今日はどの教科を勉強したの?」「どこが難しかった?」など、会話の中で学習の進捗を確認すると、子ども自身も意識的に勉強に取り組めるようになります。
まとめ
小学校の学習内容が不十分なまま中学に進むと、勉強についていくのが難しくなることがあります。特に、数学・英語・国語の基礎は中学の学習に直結するため、早めの復習が大切です。短時間の学習でも継続することで、少しずつ基礎を固めていきましょう。
2. 塾で学んだ内容が活かせていない

小学生の頃に塾に通っていた子どもでも、中学に入ると「思ったより勉強ができない」と感じることがあります。本来なら、塾で学んだ知識が中学の学習に活かされるはずですが、「塾でやり方を覚えただけで、理解が浅い」というケースが意外と多いのです。
例えば、数学では計算問題は解けるものの、「なぜその解き方になるのか」が分かっていない子どもがいます。そのため、問題のパターンが変わると正解できないことがよくあります。また、英語の文法を習ったはずなのに、文章の構造を理解できず、応用が利かないといったケースもあります。
これは、塾での学習が「その場で解くこと」や「テストで点を取ること」に偏りすぎていて、本質的な理解に至っていないことが原因です。さらに、「宿題をこなすことが目的になってしまい、復習の時間が十分に取れていない」という問題もあります。
塾で学んだ内容が身についていないとどうなる?
- 数学 → 計算問題はできるが、応用問題や文章題が解けない
- 英語 → 文法ルールは習ったが、英作文や読解に活かせない
- 理科・社会 → 用語を暗記していても、説明や考察ができない
- 国語 → 問題文を読んでも、何を問われているのか理解しにくい
解決策:塾の学習を定着させるための工夫
1. 「なぜ?」を考える習慣をつける
塾では、テストの点数を上げることを重視するため、解き方を覚えることに意識が向きがちです。しかし、「なぜこの解き方になるのか?」を自分で説明できるレベルまで理解することが大切です。
たとえば、数学の方程式の文章題なら、ただ式を作るだけでなく、「なぜこの式が成り立つのか」を考えるようにしましょう。家庭でも、「どうしてこの答えになったの?」と声をかけてあげると、子どもが意識して説明するようになります。
2. 宿題をこなすだけでなく、間違えた問題を復習する
塾の宿題は、こなすことが目的になりがちです。しかし、宿題の本当の目的は「知識を定着させること」です。特に間違えた問題は、
- 解き直しをする
- 解説を読んで、どこで間違えたのかを確認する
- 同じミスを繰り返さないように、類似問題を解いてみる
といった復習が必要です。テスト前だけでなく、普段からこれを習慣にすると、学習内容がしっかりと定着します。
3. 1週間単位で学習内容を振り返る
毎日の勉強では、「今日はこの宿題をやった」という短期的な視点になりがちです。そこで、週に1回、学習内容を振り返る時間を作ると効果的です。
具体的には、
- 1週間で習った内容を口頭で説明する(親が質問役になる)
- 間違えた問題をもう一度解いてみる
- 「塾でやったけど、よく分からなかったこと」を整理する
といった作業を行うと、理解が深まります。
4. 塾と家庭学習を連携させる
塾で学んだことを家庭学習と結びつけることで、より効果的に知識が定着します。例えば、塾で学んだ範囲の問題を自宅で解くことで、「習ったことをすぐに活用する」流れができます。
また、塾の先生とも連携し、「どこでつまずいているのか」を相談すると、お子さんに合った勉強方法を見つけやすくなります。
まとめ
塾で学んだことを活かせない原因は、「やり方だけを覚えていて、本質的な理解ができていないこと」が多いです。これを解決するためには、「なぜ?」を考える習慣をつけること、宿題の復習を徹底すること、定期的に学習を振り返ることが大切です。
家庭でのサポートを工夫しながら、塾の学習を最大限に活かしましょう。
3. 効果的な勉強方法を知らない

中学生になると、授業の進み方が速くなり、学習内容も一気に難しくなります。そのため、「どう勉強すればいいのか分からない」と悩む子どもが増えます。小学生のときは、学校の宿題をこなしていればある程度の成績を維持できたかもしれませんが、中学ではそれだけでは不十分です。
特に、「問題を解くだけで満足してしまう」「答え合わせをするだけで終わる」といった自己流の学習では、理解が浅くなりがちです。例えば、数学の問題集を解いて、「合っていた」「間違えていた」という確認だけで終わってしまうと、なぜ間違えたのかが分からず、同じミスを繰り返すことになります。
また、ノートの使い方や復習の仕方が非効率な場合もあります。例えば、ノートに解答を書くだけで、途中式や考え方を書かない子もいます。そうなると、後から見直したときに「なぜこの答えになったのか」が分からず、復習の効果が薄れてしまいます。
勉強のやり方が分からないとどうなる?
- 数学 → 問題を解いても理解が浅く、応用問題でつまずく
- 英語 → 単語や文法を覚えるだけで終わり、長文読解や英作文ができない
- 理科・社会 → 教科書の内容を暗記するだけで、考察や記述問題に対応できない
- 国語 → 文章をなんとなく読んで答えを書くが、根拠を説明できない
解決策:正しい勉強方法を身につける
1. 「問題を解くだけで終わらない」学習をする
問題を解いて答え合わせをするだけでは、知識が定着しません。大切なのは、「なぜこの答えになるのか?」を考えることです。
例えば、数学の場合は次のような手順で勉強すると効果的です。
- 問題を解く
- 答え合わせをする
- 間違えた問題の解説をじっくり読む
- 自分の言葉で「なぜ間違えたのか?」を説明する
- 数日後に、同じ問題をもう一度解いてみる
こうすることで、「やり方を覚える」だけでなく、「理解して使いこなす」力がつくようになります。
2. ノートの取り方を工夫する
中学生の勉強では、「ノートをどう使うか」が重要になります。授業中に板書を写すだけでは、後から見直したときに「何を学んだのか」が分かりにくくなります。
効果的なノートの取り方のポイントは次の3つです。
- 重要なポイントを色分けする(赤や青のペンを使う)
- 自分の言葉で要点をまとめる(ただ写すのではなく、簡単に要約する)
- 間違えた問題は「なぜ間違えたのか?」を書き込む
特に、「間違いノート」を作るのはおすすめです。間違えた問題だけを集めておくことで、「どこでつまずきやすいのか」を分析でき、テスト前の復習にも役立ちます。
3. 復習のタイミングを工夫する
勉強した内容は、時間が経つと忘れてしまいます。「1回勉強したら終わり」ではなく、「定期的に復習する」ことが大切です。
効果的な復習のタイミングは以下の通りです。
- 勉強した当日 → ざっと振り返る(5~10分)
- 1週間後 → もう一度問題を解く
- テスト前 → 間違えやすい問題を重点的に復習する
特に、「1週間後の復習」を取り入れると、記憶が定着しやすくなります。テスト前に慌てて詰め込むのではなく、普段からこまめに復習する習慣をつけましょう。
4. 科目ごとに最適な勉強法を取り入れる
教科によって、効果的な勉強方法は異なります。例えば、
- 数学 → 「解き直し」を徹底し、なぜ間違えたのかを考える
- 英語 → 音読を取り入れ、単語や文法だけでなく、文章の流れを理解する
- 国語 → 問題文の要点を整理し、なぜその答えになるのかを説明する練習をする
- 理科・社会 → 用語を覚えるだけでなく、図や表を活用して理解を深める
こうした工夫を取り入れることで、効率よく学習を進めることができます。
まとめ
「勉強のやり方が分からない」状態のままでは、どれだけ時間をかけても成果が出にくくなります。「問題を解くだけで終わらない」「ノートを活用する」「復習のタイミングを工夫する」など、正しい勉強方法を身につけることで、学習の効果を最大限に高めることができます。
お子さんが効率よく勉強できるよう、ぜひ家庭でもサポートしてあげましょう。
4. 国語が苦手で読解力に課題がある

中学生になると、国語の読解問題が難しくなり、「文章の意味が分からない」「記述問題で何を書けばいいのか分からない」と悩む子どもが増えます。特に、数学や理科のように「明確な答えがある科目」と違い、国語は「答えの導き方」が見えにくいため、苦手意識を持ちやすいのです。
また、「国語は得意だから大丈夫」と思っている子でも、記述式の問題になると途端に点数が取れなくなることがあります。これは、「読めているつもり」になっているだけで、正しく理解できていないことが多いからです。
国語が苦手な場合に起こる問題
- 文章の要点をつかめず、問題の意図を誤解する
- 選択肢問題で正解を選べない(本文と関係のない選択肢を選んでしまう)
- 記述問題で「何を書けばいいのか」分からない
- 数学や理科の問題文も正しく読めず、ミスをしやすい
国語の読解力は、国語だけでなく、すべての教科の理解に影響を与えます。例えば、数学の文章題で「どんな式を作ればいいのか分からない」、理科の実験問題で「何を答えればいいのか分からない」といったことが起こります。
解決策:読解力を鍛えるための学習法
1. 文章の要点をつかむ練習をする
国語が苦手な子どもは、文章のどこが大事なのかを意識せずに読んでいることが多いです。そのため、次のような練習をすると、文章を的確に読む力がつきます。
要点をつかむ練習方法
- 段落ごとに「何が書いてあるか」を一言でまとめる
- 指示語(これ・それ・あれ)の内容を明確にする
- 接続詞(しかし・つまり・だから)に注目し、文章の流れを把握する
例えば、次のような文章を読んだときに、「それ」が何を指しているのかを意識する練習をすると、文章を正しく理解できるようになります。
彼はとても頭が良かった。しかし、それが原因で周囲と衝突することが多かった。
この場合、「それ」が何を指すのかを考えることで、文章のつながりが見えてきます。こうした意識を持つだけでも、読解力は大きく変わります。
2. 記述問題の練習をする
記述問題が苦手な子どもは、「どのように書けばいいのか分からない」と感じています。そのため、記述の練習をする際は、次のようなステップで進めると効果的です。
記述問題の練習方法
- 問題文の答えとなる部分を本文の中から探す
- 見つけた文章を「自分の言葉」に言い換える
- 「何について聞かれているのか」を確認し、的確に答える
例えば、「筆者の考えを説明しなさい」という問題が出たときに、「筆者が何を主張しているのか」を正しく読み取ることが大切です。ただし、全文をそのまま書き写すのではなく、必要な部分だけを抜き出して簡潔にまとめる練習をすると、より記述力が向上します。
3. 語彙力を増やす
読解力が低い子どもの多くは、文章中の言葉の意味が分かっていないことがあります。特に、説明文では難しい語句が出てくるため、語彙力が不足していると正しく理解できません。
語彙力を増やす方法
- 毎日1つ、新しい言葉を覚える(例:「要因」「具体的」「概念」など)
- 知らない言葉が出てきたら辞書で調べる習慣をつける
- 四字熟語やことわざを学ぶ(入試でも頻出)
また、「言い換え」の練習をするのも効果的です。例えば、
- 「意見を述べる」→「自分の考えを伝える」
- 「詳細に説明する」→「詳しく話す」
といったように、意味を考えながら言葉を置き換える練習をすると、自然と語彙が増えていきます。
4. 音読を取り入れる
音読は、国語の読解力を高めるために非常に有効な方法です。音読をすることで、文章の構造やリズムをつかみやすくなります。特に、説明文や論説文を音読すると、文章の流れを把握しやすくなるので、読解力の向上につながります。
音読のポイント
- 1回目は普通に読む
- 2回目は意味を意識しながら読む
- 3回目は要点をつかんで読む
このように、ただ読むだけでなく、「どこが大事なのか」を意識しながら読むことで、文章を深く理解できるようになります。
まとめ
国語が苦手な子どもは、文章の要点をつかめていなかったり、語彙力が不足していたりすることが多いです。読解力を伸ばすためには、
- 文章の要点を意識する
- 記述問題の練習をする
- 語彙を増やす
- 音読を取り入れる
といった学習法を実践することが大切です。国語力がつくと、数学や理科の文章題も読みやすくなり、全体的な成績向上につながります。
日常の学習に取り入れながら、少しずつ国語力を伸ばしていきましょう。
5. 応用問題が解けない

中学生になると、基礎的な知識を身につけるだけではなく、「考える力」が求められるようになります。しかし、多くの子どもが「基本問題はできるのに、応用問題になると途端に解けなくなる」という壁にぶつかります。
例えば、
- 英語 → 単語や文法は覚えているのに、長文読解になると意味がつかめない
- 数学 → 計算はできるのに、文章題や関数・図形の問題が解けない
- 国語 → 選択問題はなんとか解けるが、記述問題になると全く答えられない
このように、「知識を持っているだけ」では応用問題は解けないのです。では、どうすれば応用力を身につけることができるのでしょうか?
応用問題が解けない原因とは?
応用問題が苦手な理由には、次のようなものがあります。
- 解法のパターンを覚えるだけで、理解が浅い
→ 公式や解き方を暗記するだけでは、問題の形が変わると対応できなくなる。 - 問題文の意図を読み取れない
→ 数学や理科では、文章を正しく理解しないと、何を求められているのか分からなくなる。 - 考える習慣がない
→ すぐに答えを見たり、誰かに教えてもらったりするクセがついていると、自分で考える力が育たない。 - アウトプットの量が足りない
→ 「教科書を読むだけ」「授業を聞くだけ」では、実際に問題を解く力がつかない。
解決策:応用力を鍛える勉強法
1. 「なぜ?」を意識しながら学習する
応用問題を解けるようになるためには、「なぜこの解き方になるのか?」を常に考えることが大切です。
例えば、数学の方程式で
3x + 5 = 20 のとき、xの値を求めなさい。
という問題を解いた後、
✅ なぜ5を移項するのか?
✅ なぜ割り算を最後にするのか?
といった「理由」を自分で説明できるようにすると、応用問題にも対応しやすくなります。
2. 記述問題に挑戦する
応用力を鍛えるには、「答えを出すだけでなく、説明する力をつける」ことが大事です。
例えば、国語や社会の記述問題では、
- 「なぜそう思うのか?」を明確にする
- キーワードを使って説明する
といったポイントを意識すると、思考力が鍛えられます。
3. 過去問や応用問題を解く習慣をつける
基本問題ばかり解いていると、応用問題に対応できる力はつきません。定期テストや入試を見据えて、過去問や応用問題に取り組む習慣をつけることが大切です。
✅ 基本問題 → 標準問題 → 応用問題 の順番で進めると、無理なく応用力が身につきます。
4. 考える時間を増やす
「わからない問題があるとすぐに答えを見る」習慣がついていると、考える力が育ちません。最低でも5分は自分で考える時間を持つことを意識しましょう。
また、途中式やメモを書きながら考えることで、問題の流れを整理しやすくなります。
5. 他の教科と関連づけて学ぶ
応用力を伸ばすには、複数の教科の知識を結びつけることも重要です。
例えば、
- 理科の実験レポートを書くときに、国語の記述力が役立つ
- 社会の歴史を学ぶときに、数学の統計の知識が活かせる
このように、教科をまたいで考えることで、知識が深まり、応用問題にも対応しやすくなります。
まとめ
応用問題が苦手な子どもは、「考える習慣がない」「問題の意図を正しく読み取れていない」という共通点があります。これを克服するためには、
- 「なぜ?」を意識しながら学習する
- 記述問題に挑戦する
- 応用問題に積極的に取り組む
- すぐに答えを見ずに考える時間を増やす
- 他の教科と関連づけて学ぶ
といった学習法を実践することが大切です。応用問題を解く力は、一朝一夕で身につくものではありませんが、日々の積み重ねが確実に力になります。コツコツ取り組んで、少しずつ「考える力」を鍛えていきましょう。