自分で考え、行動する

 

先日、質問や相談をする習慣が大切だと書きました。

但し、ちょっと考えてわからなさそうだったら、「先生に聞けばいいや」と自分で考えることを放棄してしまうのは、いけません。

そうなると、「自分で考え、自分で行動する」という主体性がなくなり、「他人に聞いて教えてもらう」「他人に指示してもらわないとできない」という受け身な子、いわゆる指示待ち人間になってしまいます。

社会に出ると、思ったようにいかないことや、どうしたらいいかわからないことはたくさんあります。

そんな困難を乗り越えていくには、単に「何でもわからないことは他人に聞く」だけではダメなのです。

わからないことを一人で考え込まず、他人にアドバイスを求めることも本当に大切なことですが、同時に、「自分で考え、行動する」ことも大切なのです。

ですから、まずは、自分の頭で考え、それでもわからなければ、素直に他人のアドバイスに耳を傾けることができるように、子どもを育てていきたいです。

ちなみに、私が実践していることは、子どもが質問してきたら、「自分はどう思う?」「その質問のどこまでがわかって、どこからわからないの?」などと聞くようにしています。

小崎 高寛

県立岡山朝日高校受験に特化した進学塾サンライズ塾長。岡山県岡山市出身。岡山市北区に2005年3月開塾。「算数・数学徹底塾」に変わり、最も得意な上位層対象、難関高受験に特化した「岡山朝日高校受験専門塾」に至る。1歳児から高3までを対象とし、自主自律をモットーに、難関大学受験を見据えた指導、幼児~高校を通じて生涯役立つ「考える力」「自学力」を伸ばす。以来、中3の大半が岡山朝日高校に合格だけでなく、大学進学でも東大・東工大・阪大・名古屋大・九州大・岡大医学部医学科・慶應大・早稲田大など超難関国立大・有名私立大の合格実績を残している。「自学力の育て方」(KADOKAWA)など3冊を共著出版。塾長・講師ともに全員岡山朝日高校出身。岡山中央小学校、岡山中央中学校出身。

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