まずは実践すること

 

毎年、春休みや夏休みなどは、沢山の宿題を出します。

学校の宿題もありますが、それをやった上で、更にプラスアルファの勉強ができれば、子どもにとって、大きな大きな財産になります。

宿題をきちんと、すべてやってくる子もいます。

一通りやって、2回目をやっていた子もいます。

中には、できなかった子もいます。

でも、私は、「ここまで、よく頑張ったね」と全員褒めます。

それまでにやった勉強の量は、周りの誰よりも多かったはずです。

全部はできなかった子も、以前の自分よりは、勉強をしたはずです。

それをこなした子どもたちは、授業の反応が一気に変わります。

以前はできなかったことが、できるようになっていたり、点数が、一気に上がっていたり・・・。

これで、子どもは、「努力しただけ、できるようになった」という実感を持ったわけです。

ところで、以前、子どもはのせてのせて、のせまくれ!と言いました。

昔の話ですが、夏休み前までは、まったく漢字の書けなかった子(小1)が、「僕、『村』って漢字書けるんで~!『寸』をこう書いたら『休(きゅう)』になるんで~!」と私やお母さんに、身振り手振りで、教えてくれました。

私が、オーバーに、「すごいなー!」と言うと、「すごいじゃろー!」と得意顔。

すかさず私が、「じゃあ、今度カタカナも塾長に教えてよ!」というと、「わかった!じゃあ、今度、塾長にカタカナ教えてあげる!」その後、家で、一生懸命カタカナを覚えてきてくれました。

もう、お気づきだと思いますが、この子は、まだ小1ですので、以前は、漢字どころか、カタカナも苦戦していたのです。

その子が、夏休みに、漢字を練習し、頑張って覚えたことを自慢してきたのです。

普通は、「そんな簡単なこと、わざわざ、しかも塾長に自慢することないでしょ(失笑)」と、大人は冷静に見てしまうものです。

でも、ここは役者になるのです。

子どもが自慢している舞台に、一緒に上がり、「わー!すごい!」とおだてるのです。

そうすれば、子どもはドンドン伸びます。

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