「塾に何しに行くの?」ということについて、考えてみました。
ちなみに、岡山朝日高校などの上位校を受験する生徒という前提での話です。
塾の目的はアウトプット
「志望校に合格するため」
「テストの点数を上げるため」
これが塾に通う目的だと思われるでしょう。
最終的にはそうです。
では、その目的を達成するために塾で「何をするか?」についてはどうでしょう。
それは、「アウトプット」
これしかありません。
学校の授業のような一斉指導はインプットです。
一斉指導の塾に通う子は、学校でもインプットをして、もう既にわかっていることを塾でもインプットしているということになります。
それって意味ありますか?
学校の授業はきちんと受けていますよね。
であれば、全部とはいかなくとも大体のことは理解できているはずです。
学校の授業を疎かにして、よくわからないからもう一度塾でインプットするような状態では、残念ながら上位校受験は難しいです。
仮に上位校に合格しても、授業についていけないでしょう。
「インプット」重視の塾
以前に比べ一斉指導の塾は減ってきましたが、それでも大手塾も含めて今もあります。
ではなぜ、効果が薄いのに「一斉指導」をするのか。
まずは「見た目がわかりやすい」ということです。
一斉指導は、いつ、どんな科目を指導するのかが決まっており、前に板書で書いて説明することで「授業をしている」というのかが見せやすくなっています。
学校と同じ形式なので親御さんも経験があり、わかりやすいとなるのです。
また、まだ「個別指導」がなかった頃、塾といえば一斉指導が当たり前でしたらから、昔から続いている塾は、それ以外の指導形式をやろうという発想にならないのだと思います。
実は、サンライズも以前は「インプット」塾でした。(一部そうだったというのが正しいかも)
でも、それを今も続けていないのには理由があるからです。
実体験
私も子どもの頃は塾に通っていました。
小学校から中学校までは、生徒が問題をガンガン解いていって、わからないところを質問する「アウトプット」塾でした。
教材のレベルは標準的なものでしたが、理解は十分できましたので、学年1位を取るなど成績は良かったように思います。
高校に入り、合格実績などから大手や個人の一斉指導を選びました。
カリスマ講師の授業を受ければ、自分も賢くなれると思っていたのでしょう。
はい、相当なおバカさんです。
結局、自分で理解できるまで問題を解きまくった方が、短期間で理解ができ、結果も出すことができました。
サンライズはかつては一斉指導をしていたと言いました。
それでも実績を出せていたのは、完全な一斉指導だけでなく、一斉指導の後に演習をさせ、講習会でも演習、そして宿題を大量に出すなどアウトプットさせていたからです。
高校生は昔から100%アウトプット。
今では、どの学年も完全にアウトプットの場になっています。
インプット<<<アウトプット
アウトプットの量と学力が比例することは科学的にも証明されています。
ピアノの練習でも、スポーツの練習でも、練習量に比例して上達しますよね。
練習するということはアウトプットするということです。
そして、生徒に圧倒的に足りないのはアウトプット。
だから塾でする、というのが私の考えです。
例えば、中学生5教科のレギュラークラスでは3時間×週3回。
小学校高学年は5教科だと、2時間×週4回
小学校低学年では多い子は2時間×週3回
中には週5回、6回来る生徒もいます。
当塾の上位の生徒たちはこれを毎週続けています。
どうですか?
それだけやっていますか?
新しいことを学習して、それを練習して身につけ、更に応用問題を解いたり、いくつかの単元を複合させた問題演習をしたりと、練習量が足りていないはずです。
解いて解いて解きまくる
もちろん、逆の意見をお持ちの方もいらっしゃるでしょうし、一斉授業が好きな人もいると思います。
そういう方は、そちらを選べばよいわけで、アウトプットを重視したい方は、そういう塾を探せばよいでしょう。
わかる人にはわかる。
それでよいと思います。
サンライズは、アウトプット重視の塾です。
問題を解くことがメイン。
それで実績も出しています。
一斉指導で成績が上がらないとか、効果に疑問を持たれている方が相談に来られるのも当然です。
そりゃそうでしょうと。
「塾ならどこでもいい」ではなく、見る目がある人なら、当塾が第一候補に挙がると思います。
子どもの学びについて真剣に考える親御さん限定の説明会です。