塾長のつぶやき:短編記事集➂
CMH
AI等を業務に取り入れて効率化を図る動きが加速しています。
単純作業は全て自動化されると、これまでそういった作業を行ってきた人たちは仕事を奪われることになります。
もはやこの動きは避けられませんので、今後どうやって共存していくのか、AIではできない仕事は何かを知り、それを仕事にしていく必要があります。
CMHという言葉を知っていますか?
C:クリエイティブ系
過去のデータを用いて過去にない新しい発想を生み出す。
M:マネジメント系
ほとんどは経営者です。
H:ホスピタリティ系
高度なおもてなし=人的接客サービスを提供する業種ではない。サービス業となんら変わらない。
小売や百貨店では必要だが、ネットショッピングでは必要としない。両極端。
いずれにしても、マニュアルや誰かの真似をしてできる仕事ではありませんね。
自ら考え行動できる人が、AIを利用したり、新しいサービスを生み出したりできます。
勉強は知識を身につけるためだけではなく、思考の習慣づけとして取り組むことができれば、将来の仕事に役立つものとなることでしょう。
少子化によって、学校の数も減っていくでしょうが、それでもたくさんの学校があります。
岡山の学校でも受験はあれど定員割れになってしまっている進学校もあります。
倍率が下がり、受験競争の時代から全入の時代になった時、学歴よりも個の能力を重視されるでしょう。
一流大学を出て、一流企業に勤めることができるかどうかよりも「自分の力でどれだけ稼げるのか」という視点で見ると足りない部分が色々と見えてくると思いますよ。
岡山朝日高校の実力考査
公立トップ校の岡山朝日の実力考査は非常に難易度が高いことで知られていますが、
小学校、中学校で自学力を身につけた生徒が、高校生になって結果を出しています。
例えば、
文系4社総合 7位
数学 6位
国語 7位
化学 7位
4教科理系 10位
など。
志望大学も
東京大学、京都大学、岡山大学薬学部、北海道大学など。
自分のやりたいことができる大学はどこか?という視点で選んでいるところも感心します。
高い志を持って取り組んでいるので、自分を律して日々何をすればよいのかが明確になっています。
「目標がない」
「夢がない」
「やる気がない」
「時間がない」
多くの高校生はなかなか自分を律するなんてできません。
目標も大切ですが、それだけでなく、勉強習慣、勉強体力がないと難しいように思います。
小学生のうちから育てていけば高校受験で燃え尽きることなく、その後の大学受験に向けた勉強につなげることができるでしょう。
一昨年にも同じような記事を書いています。
岡山朝日の進研模試結果を見て
先ほどの記事で、「岡山朝日高校で10番以内」という結果ばかりが出てきましたが、何も10番以内でなくとも多くの朝日高生は「100番以内」でも上位30%なのですから、十分好成績だと言えますよ。
もちろん、志望校によって、良いと思う人がいれば悪いと思う人もいますけどね。
中学校までにある程度自学力を身につけている子、特に小学生の頃からサンライズに通っている子は、高校でも驚くほど伸びますね。
中学生の時に偏差値40台の時もあった子が、高校の模試で偏差値70以上って・・・。
やはり早くから土台を積み上げてきている結果が後伸び力に繋がっているのでしょうね。