勉強において、一番大切なこと。
勉強に限らず、スポーツ全般でも同じですが、『基本』です。
勉強の上達のコツは「基本練習を繰り返し繰り返しやること」です。
これに尽きます。
Aさんは、大学の同好会に入りテニスをはじめました。
同じ頃にテニススクールに通い出した友人Bがいました。
Aさんが所属した同好会では直ぐにラリーから練習しました。
友人Bのスクールは素振りやコーチの球出しのボールを打つ練習が中心です。
Aは実践で練習していたのでどんどんラリーができるようになりました。
スクールで学ぶBの方は、なかなかラリーができるようにはなりません。
Bの上達度を例えると、亀のようなスピードです。
でも1年後大変なことがおきました。
AとBがとテニスの練習試合をすることになったのです。
結果はなんとAの負けです。
完敗でした。
敗因はなにか?
そうです。Aは基本を大切にしなかったからです。
Bは基本を固め土台をつくり、その上に技術をのせたのです。
だから本当の実力が身についたのです。
スポーツは基本がもの凄く大切です。
プロ野球の読売ジャイアンツに所属していた桑田投手も
少年野球の子供達に次のメッセージを送っています。
「基本を繰り返し繰り返し練習してください。僕なんかはプロになった今でも基本しか練習しません」
プロ野球の選手達が魅せる華麗なスーパープレイも、野球の基本が土台になっているのです。
勉強においても基本を大切に考え、繰り返し練習し土台を作る必要があります。
まず最初に、このことを覚えてください。
勉強は高度な技術が必要なわけではないのです。
基本こそ勉強に必要です。
朝日高校を目指す人でも、東大・京大・医学部をはじめとした難関大学志望者でも、です。
そして基本を身に付けるコツは、毎日練習をすることです。
時間がないとは言わないで下さい。
1日20分、30分でも良いのです。
毎日練習をしてください。
体調がすごく悪くて勉強できないときでも、単語を5分、数学を1問解くことはできます。
毎日練習することが、勉強で子どもが伸びる秘訣です。
それに毎日練習をすることを子どもが覚えれば、子どもが成長し、勉強だ、受験だ、そして働くようになってもコツコツやることが身についていたら怖いもの無しです。
強い子どもが育ちます。
まずは親として、子どもへ基本練習を毎日やるように指導してください。
「塵も積もれば山となる」
それが出来たとき子どもはテストで高得点を取り、難関校に合格しているはずです。
まずは3ヶ月間を目標に毎日英単語、漢字、計算などの練習をしましょう。
毎日指導をしましょう。お母さんが忙しかったら、お父さんが子どもに付き合ってあげてください。