広く浅くではなく、どれだけ掘り下げられるか
広く浅くものを知るのではなく、一つのことについてどれだけ知っているか、というような知識の話ではありません。
問題をひたすら解いて、答え合わせをして、合っていた、間違っていたで終わるような勉強はいつまで経っても自分自身を成長させてくれません。
知識は、知っているだけでは使い方はわかりません。
しかもその使い方は様々です。
ライフハックという言葉を知っていますか?
仕事の質や効率、高い生産性を上げるための工夫や取り組み。2004年に米国のテクニカルライター、ダニー=オブライエンが考案した言葉であり、主に情報産業に携わるプログラマーや技術者の間で使われるようになった。アプリケーションソフトやデジタル機器を効率良く使いこなすためのちょっとしたこつやテクニックから、業務目標の設定や健康管理にいたる、いわゆる仕事術、生活術を指す。
コトバンク
台所洗剤は、食器汚れを取るために使用します。
その成分や効果を知っていても、食器洗いにしか使おうと思わないですよね。
でも、例えば食器洗剤を利用して、コバエを駆除するコバエトラップを作ることもできるそうです。
「へ~そんなことにも応用して使えるんだ。頭いいね。」
そう、頭が良い、賢いというのは、知識量が多いことではなく自分で考えることができることをいうのではないでしょうか。
何が間違っているのか、どうすればうまくいくのか。
インプットだけでなくアウトプットしながら。
積み上げではなく目標を決めてそれに向かっていくように。
道具や知識は使い方次第です。
勉強をしてアプリを製作する技術を身につけても、多くは稼げないそうです。
なぜか。
アプリを作る方法は誰でも学べばできるようになるでしょう。
でも、ビジネスがわからないと売れないんです。
売り方がわからない。
ただ手に職をつけるだけで、今後20年先、30年先も安泰なんでしょうか?
人に最適解を教えてもらっても、自分のものにしないとうまくいきません。
知識を沢山覚えれば、テストの点数は上がるかもしれません。
(上がるから、やっているのでしょうが。)
でも、それってきつくないですか?
限界があります。
勉強ができるようにするには、まずは勉強の効率を上げてやることが第一。
自分で考えることができるようになれば、学ぶ楽しさがわかるんです。
学ぶ楽しさを忘れていませんか?