今すぐ始める、勉強好きになる為の3つのアドバイス

 

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誰が見てもわかりやすいノートを作ろう

心機一転、今年こそお子さんの成績を上げたいという保護者の皆さんに、勉強法の基本についてアドバイスします。

まずは、ノートの取り方から。

当塾では小学生には方眼ノートを使うように指導していますが、チェックポイントがいくつかあります。

一つは、升目を無視して文字がはみ出ていたり、乱雑な書き方になっていないか。

拘り過ぎてもいけませんが、誤字・脱字の他計算ミスを防ぐ意味でも、ある程度の丁寧さは必要です。

そして、余白を含めページ全体がバランス良くまとめられているかどうかもポイントになります。

1ページに数文字、数行のみで次のページを新たに使っているなど、贅沢な使い方になっていないでしょうか。

ノートは授業で学んだことを復習するためのものなので、後で見直した時に本人でさえよくわからない、というのでは本末転倒です。

自分なりの工夫をしながら、復習しやすいノート作りを心がけましょう。

答え合わせこそ学力向上のカギ!

2つ目は答え合わせです。

問題を解いたら必ず行って欲しいのですが、自学習の確立のためには一人で出来るようになるのが理想的です。

当塾では小学4年生から塾生本人にやってもらいますが、3年生のうちに1年間かけて練習するので、そう難しいことではありません。

しかしながら、後々チェックしてみると丸付けそのものが間違っているケースが見受けられるので、やり方も丁寧に指導しています。

例えば漢字問題で、「迎」のつくり部分が「卯」になっているのに〇をつけてしまっているとか、㎠と㎤を間違っている、等々。

答え合わせは注意力と忍耐力が必要ですが、間違いを一つずつ潰していくことこそ成績アップの秘訣です。

問題を解いたら必ず答え合わせもするよう心掛けてください。

身につくかどうかは間違えた後の対応次第

そして答え合わせの後の復習が、3つ目のアドバイスです。

問題を解いていて答え合わせをしたら、間違ったところをもう一度見直してみましょう。

なぜ間違ったのかも分析します。

単純なミスだったのか、覚え間違いだったのか、あるいは理解できていなかったのか。

小学生のうちは初めて学ぶ単元は難しいことも多いでしょう。

わからないことを恥じるのではなく、納得して理解できるまで自分なりに粘ることが大事です。

問題を解いて答え合わせをしてみた時、間違いが多かったらその単元を最初からやってみる。

そのくらいの気概でやらないと、成績には繋がりません。

何故なら、時間が経って再び似たような問題が出た時に正答率は下がる傾向にあるからです。

そのために、初回の理解度を限りなく100%に近づけておきたい。

問題を解くのも答え合わせをするのも、やった回数よりも、どうやったかという中身が大切です。

日頃から「なぜ?どうして?」を意識して、自分で考えられる回路を少しずつ作っていきましょう。

小崎 高寛

県立岡山朝日高校受験に特化した進学塾サンライズ塾長。岡山県岡山市出身。岡山市北区に2005年3月開塾。「算数・数学徹底塾」に変わり、最も得意な上位層対象、難関高受験に特化した「岡山朝日高校受験専門塾」に至る。1歳児から高3までを対象とし、自主自律をモットーに、難関大学受験を見据えた指導、幼児~高校を通じて生涯役立つ「考える力」「自学力」を伸ばす。以来、中3の大半が岡山朝日高校に合格だけでなく、大学進学でも東大・東工大・阪大・名古屋大・九州大・岡大医学部医学科・慶應大・早稲田大など超難関国立大・有名私立大の合格実績を残している。「自学力の育て方」(KADOKAWA)など3冊を共著出版。塾長・講師ともに全員岡山朝日高校出身。岡山中央小学校、岡山中央中学校出身。

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