幼児クラスでは、
主にパズル、積み木を使って、
数量の概念を身に付けさせます。
パズルと聞くと、
「あ~あれね。並べて形作るんでしょ?」
という方が多いのでは?
数理色板
一見、ただ単に並べているように見えますよね?
線を書いてあるのは、並べた形を跡に残すためです。
で、その大きさによって、数を書いていきます。
大きさによって、数が違う。
それらを組み合わせるとどうなるか。
単なる足し算ではありません。
写真では、11がどんな数の組み合わせで
できるのかを考えています。
更には、残った数=余りはいくつなのかも考えさせます。
図形と数の融合問題というわけです。
数理積み木
公式の暗記や計算問題ばかりではなく、
手で触って経験させることが必要だと考えています。
抽象的なものをイメージすることはとても難しいことです。
積み木をうまく組み合わせていくためには、
関係把握能力が必要で、それを鍛えていきます。
点描写
簡単そうに見えて、意外と難しいのが、
この点描写です。
実際、大人がやってみてもできない人もいるでしょう。
見本を見ながら、その通りに描くのではなく、
鏡に映った図形をイメージしながら描くのです。
あ、点を数えながらではダメですよ(笑)
実はめちゃくちゃ難しい
幼児クラスでやっている、主な教材の紹介になりましたが、
実は、中学生でも、高校生でも効果があります。
実際、塾長も勉強会でやっているのですが、
難易度が非常に高く、
一度分からなくなると、
延々同じ問題を解くことになります。
でも、これを楽しんでやっている子は、
長時間ずっと集中力が続いています。
勉強を始める前に、ウォーミングアップのつもりで
やってみてはどうでしょう?