ちょっと過激なタイトルですね。
もちろん、悪いことをしても怒るな!という意味ではありませんよ。
でも、もし、親の笑顔が子どもの自主性を生み出すと知っていたら、
あなたはこれまでと同じように怒り続けますか?
たとえば、宿題をいつもまったくやってこない子が、
半分しかやってこなかった場合、普通は怒られますよね。
「何で宿題をきちんとやらないの!」
でも、そうではありません。
「半分もやったんだ。えらいぞ!」と褒めます。
叱られると思っていた子は、意外にも褒められたことで安心して、
「次はもう少しやってみよう」と、心に小さな意欲の火がともるのです。
逆に、毎日の勉強スケジュールを立てて、徹底的に管理し、
「自分はこうやりたい」と子どもが言っても、一切受け付けない。
せっかく自分から進んで勉強に取り組んでいた子に、
親がそれをしてしまうと、その子の意欲を奪い取ってしまい、
成績が下がる場合があります。
子どもにしたら、自分のやり方を全否定されたも同然。
ふくれっ面で無理やり、机に向かわされ、
勉強しているフリを始めることでしょう。
親子でも、自分を否定する人間との間には、
信頼関係を築けないのです。
また、親が勉強を押し付けると、
親の言うこと以外をやると怒られるので、
自分で物事を考えることを放棄するようになります。
しかし、自主性こそ、できる子に不可欠な要素ですよ!!