自学力・国語力・思考力を養う勉強法~サンライズの指導

 

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授業を受ける子どもたち

「中学受験の勉強」を利用する

自学力・国語力・思考力を兼ね備えた子は学力が高く、間違いなく上位層に入ります。

地域の公立トップ校を目指すとなると、偏差値60後半、中には70以上の高校もあります。

岡山朝日高校のうち、最も多い出身中学校は、岡山大学教育学部附属中学校です。

朝日高校への進学率は60%~70%とダントツです。

ですから、「岡山大学教育学部附属中学校に合格できるだけの学力を身につける」というのを小学生の一つの目標としてもよいでしょう。

全国模試だと偏差値60以上を目指します。

国語・算数・理科・社会の4教科(あるいは英語を加えた5教科)で、8割の得点率は欲しいところです。

岡山朝日高校に合格するレベルを目指すために、岡山大学教育学部附属中学校を目指すので、岡大附属中合格は最終目標ではなく、通過点になります。

(高校の先には大学受験があるので、そういう意味では、岡山朝日合格も通過点となります。)

教科書レベル、つまり学校で習う算数などは、思考力をあまり必要としない問題が多いため、自学力や思考力を身につけるには適していません。

それよりも、

小4で平行と垂直、角度、一次方程式に対しての理解を深めたり、小5・小6内容の一部を先取りで学習したりすることで、単なる合格のための知識の詰め込みではなく、中学の基礎の土台作りをしていきます。

同様に、小5では、円・おうぎ形、素因数分解、合同、一次・連立方程式の理解、小6で文字式、一次・連立方程式、図形、比例・反比例、順列・組合せについて深く勉強します。

植木算や過不足算などいわゆる特殊算は、解法を暗記するのではなく、文章題を通じて思考力を高めていくものと捉えれば、学習効果が非常に高くなります。

中学で習う方程式を利用すれば簡単に解けるのですが、それを使わないで小学生の知識でどうやって解くことができるか、これは数学になってから大いに役立ちます。

中学受験は、大量の知識を身につけて、長時間学習しないと合格できないというイメージを持っていれば、普通の子にとっては非常に難しいということになります。

それまでほとんど勉強したことのない子が、しかも教科書レベルのことしか学んでいないのに、「子どものやる気」だけで中学受験の勉強をするのは難しいです。

それができるのは、それまでの習慣づけが大きく影響しています。

小学1年生から始める「算脳トレ」

サンライズの小1~小3対象の算数授業「算脳トレ」では、全37単元の無学年式プリント学習がメインです。

3年間で小学校6年生までの学習内容(※)を学びます。

(※小1から始めて3年間であれば達成できる可能性が高いです。)

たしざんとひきざん1かけざん1とけい
たしざんとひきざん2かけざん2じかん
たしざんとひきざん3かけざん3おもさ
たしざんとひきざん4わりざん1かさ
たしざんとひきざん5わりざん2ずけい
たしざんとひきざん6わりざん3ながさ1
たしざんとひきざん7加減乗除ながさ2
たしざんとひきざん8角度規則性
作図四角形小数
小数・概数大きな数表とグラフ
小数の乗除分数1分数2
文章問題面積立体
文章問題2

目標は「算数の基本的な概念を正しく理解させること」です。

教科書に準拠しない、難易度も高め、演習量もたっぷりです。

算脳トレを始めた当初は、幼児教室が多かったのですが、学習塾で低学年を対象とした本気で勉強するクラスは、ほとんどありませんでした。

というか岡山ではゼロ。

(近隣に複数あった幼児教室は、今は全てありません・・・。)

今では、低学年クラスが増えてきているようですが、遊び半分のおまけのようなものがほとんどです。

中には、本気で始めたいという塾の先生もいて、教室見学やアドバイスを求められることもあります。

大学受験専門だった塾長が、まさか、低学年に強いと言われるようになるとは、始めた当初は思いもよりませんでした。

国語はじっくり丁寧に

過去の記事でもご紹介しましたが、1問1問丁寧にじっくりと教えてくれる塾を探す必要があります。

国語を教えられない塾も多いのですが、問題を解かせて、答えを教えるだけの形だけの国語クラスは論外です。

何となく解いている勉強から、解き方(公式)に沿って解く勉強にしないと国語力は伸びません。

また、数多くの文法、漢字、慣用句等に触れさせて、語彙力強化をすることも重要です。

中学、高校現代文で高得点が取れるようにしたいですよね。

思考力アップの取り組み

「うちは基本を重視しています」

「基本事項を徹底的に指導します」

こう言うと、

「簡単な問題ばかり解かせているのね。うちの子は中学受験を考えているので、もっと難しい問題を解かせる塾に通わせます」

という声が聞こえてきそうです。

基本=簡単な問題。

なるほど、確かに。

でも、ほとんどの子は、基本の理解が浅いのです。

でも、私が思う、基本ができている子というのは

  • 学校のテストは毎回満点が当たり前
  • 問題集の例題に出ているような、誰もがやったことのあるような問題はできて当たり前

なのですが、どうでしょうか?

これができている子は、少数になりますよね。

上位層の子の悩みは、そこではない、もっと上のレベル。

  • 見たことのない問題を解くことができる
  • 持っている知識を使って、自分の考えを述べることができる
  • 複数の知識を組み合わせて、応用させる

などです。

これができるようにするには、より基本事項の理解を深めて精度を高めていく必要もあるのです。

野球で例えるところの投球練習や素振りです。

初心者でも投球練習や素振りをすることはできます。

じゃあプロになったら、やめますか?

より強くなる為に投球練習や素振りの研究をしているはずです。

私は、そういったイメージを持っています。

突き詰めたら、原点に戻ったとも言えるかもしれません。

他にも、

  • 学習計画はできるだけ自分で考えさせる。
  • 「なぜその答えになったのか」論証的思考を導く。
  • 子どもがうまくいかなかった場合、「どうしたらいいと思う?」とまずは子どもの意見を聞く。

といったことも思考力を養うのに有効です。

あと、子どもの「この問題がわかりません」という質問の仕方には要注意です。

途中まででも、常に思考することを求めるようにしています。

わからなければ、わからないなりでよいので、“試行”させ、失敗させます。

大切なのは、失敗を織り込み済みにして、その後のフォローができたり、一度やった失敗を二度やらないとか、失敗することで勉強になったと思えることでしょう。

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