岡山朝日高校受験専門進学塾サンライズ塾長です。
これまで短くて記事にならなかったブログって結構あるんですよね。
日々思うことはあっても、長文ブログにはならないのでボツになったものとか。
そういったものでも、このページに加筆・更新する形のブログを始めることにしました。
気が向いた時にのぞいてみてください。
結構いいこと書いています(笑)
まずは自分自身を疑う
勉強しても勉強しても成績がなかなか上がらない。
そう感じている人に向けたお話です。
勉強に対して不安を感じている人は、
「問題集が悪いんじゃないの?」
「才能がないからじゃないの?」
「勉強の教え方が悪いんでしょ。」
と色々考えます。
うまくいっていない時ほど、
「友だちが○○やると成績が上がると言っているからやってみよっと!」
とテクニックに走りがちです。
その友だちには合っているからであって、自分に合うかどうかはわかりません。
「じゃあ自分に合うのは何なのよ??」という声が聞こえてきそうですが、それもやはり外部に責任転嫁してしまっていますね。
よ~くお子さんの勉強している姿を見てください。
勉強がうまくいっていない子に共通することがあるんです。
もし、少しでも当てはまっていることがあれば、今すぐ直しましょう。
・問題は解いているが、答え合わせをしていない。
・答え合わせは○ばかり(苦手なんだけど・・・?)で、間違えた問題は×にしない。
・間違えた問題は、赤で模範解答を書写。長文だと真っ赤。
・計算問題で間違えたら赤で答えだけ直す(どこで間違えたかは不明)
・いつも問題集の最初から始めるので、最初の方のページを繰り返してばかり。
・暗算大好き。筆算が見当たらない。途中式もない。答えだけ。
・国語の採点基準はわからないが、模範解答の中に自分の答えと同じ単語が1つでも含まれていれば○
・漢字が間違っていても○
・英単語の綴りが間違っていても○、ピリオドやクエスチョンマークがなくても○
挙げればたくさんありますね。
これの関連記事がありました。
講演会を終えて
諌山先生による講演会「子どもが将来社会で活躍するために幼児・小学生低学年期に身につけるべき学力とその方法」が終わり、感想を頂けましたので、ご紹介します。
・少人数だったことで、一人ひとり質疑応答をしてくださり、悩みが解決できた。
・子どもは他の先生が面倒を見てくださったので、ゆっくりと落ち着いて話を聞くことができた。
・子育ては焦ることなく、自分のペースでやればよいという言葉に安心しました。
私も少人数での開催が一人ひとりのお話も伺えて、非常に良かったと思いました。
お盆休み期間中ということもあり、都合が合わない方も多かったと思います。
また機会があれば開催しますので、その際には是非ご参加ください。
ただし、定員は6名程度にしようと考えています。
やってみせ
やってみせ
言って聞かせてさせてみて
誉めてやらねば
人は動かじ
山本五十六
有名な言葉ですが、特に幼児教育においてはやってみせることも大事です。
自分で学ぶ力=自学力と言いますが、最初から自分でできるようにはなりません。
まずは、やってみせることも必要な時があります。
そして「させてみる」。
自分からなかなかやらない時に有効です。
もちろん、やってできたら誉めてあげましょう。
「ほら、やったらできるじゃん!」
見極め
お盆休みは自宅でゆっくりと過ごされた方が多いと思います。
多くの塾はお休みでしょうから、沢山遊べたことでしょう。
朝から晩まで遊び倒しませんでしたか?
学校の宿題は進んでいますか?
読書感想文がなかなか書けないと苦戦しませんでした?
小学校6年生の算数の学力をザックリと調べる時には、面積の単位換算を確認することが多いです。
応用問題にチャレンジするには、最低限の知識や学力は必要です。
例えば、
・1㎢=1000000㎡
・1a=100㎡
・1ha=100a=10000㎡
このあたりが1つも答えられないと算数は得意ではないでしょう。
知識的な問題に思えるかもしれませんが、覚えているかどうかではなく、なぜ「1㎢=1000000㎡」かを理解しているかどうかが重要です。
難しいことではないのですが、それすらわからないとなると、応用問題を解く前に、基礎基本を徹底的に勉強した方がいいです。
仮に応用問題を解いたところで、「なぜそのようになるのか?」を考えないので、幾ら解いても力がつかないのです。
社会の場合はどうでしょう。
歴史の登場人物で、陸奥宗光と小村寿太郎あたりは知っているでしょうか。
ともに外務大臣でしたが、不平等条約改正の為に尽力しました。
では、不平等条約のキーワードとして
・領事裁判権
・関税自主権
というのがありますが、違いはわかっていますか?説明できますか?
領事裁判権を認めたの?撤廃したの?
中には「関税自主権の撤廃」と答えたり(笑)
口頭で説明できるかどうか、勉強の成果を確認してみてください。