褒美制度

 

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褒美制度

「ご褒美制」とは

子どものモチベーションアップの手段として、何かをすると褒美を与えるというルールがある家庭があるそうです。

例えば、

・テストで〇点とったらゲームを買ってもらえる。

・〇〇ができたら、お菓子をあげる。

などです。

なぜ、そのようなルールが生まれるのでしょう。

子どもは親の言う通りには動かないものです。

叱るよりも手っ取り早く言うことを聞かせられるのが、「ご褒美制」です。

ご褒美制のデメリット

しかし、頑張ったら何か貰えるという習慣は、やがて大きなデメリットを生み出します。

勉強の面白さや価値に興味がなくなり、お金や物をもらうことが目的となります。

当然、知的好奇心など芽生えません。

勉強を好きになって、自主的に勉強して欲しいのに、その可能性を潰しているのです。

更には、「ご褒美が貰えるものは嫌な事」と感じるようになり、ご褒美が貰えないとわかるとやらなくなったり、以前より悪い状態になったりします。

確かに、どのご家庭でも、幼児期にご褒美を与えることはあると思います。

しかし、物心つく頃からずっと繰り返していけば、その子にはそれが当たり前になってしまうのです。

ご褒美をもらうために、テストで点数を取りたい、だから頑張る、という価値観でいいのでしょうか?

安易に近道を選ばず、一つ一つの積み重ねが大切

子どもが言うことを聞かないとなると、親のフラストレーションが溜まります。

それを解消する近道の一つとしてご褒美を与えて目的を達成しようとするのですが、結果的にそれが間違った近道となるのです。

今の行動は果たして正しいのかどうか、自分は子どもに何を望んでいるのか、事ある毎に思い出してください。

できないことができるようになりたいからがんばる、という価値観で生きて欲しいのではないでしょうか。

勉強自体の面白さを味わい、楽しめるようになって、自分ができるようになったことを素直に喜べる子であって欲しいのではないでしょうか。

ご褒美以外にモチベーションを上げる方法はいくらでもあります。

勉強の面白さを味わえるようにしてあげればよいのです。

ちょっとした頑張りや成長をしっかりと褒めてあげればよいのです。

そして、できるようになったら、一緒に喜んであげればよいのです。

ご褒美を最優先に求める価値観では、真の幸せは味わえません。

それは、いつも他者からの評価ばかりを当てにする行き方です。

いつも誰かに喜びを与えてもらうのを待つ生き方です。

でも、何事においても、他人には本当の評価はできないものです。

自分がどれだけがんばってできるようになったのか、それを知るのは自分だけです。

小崎 高寛

県立岡山朝日高校受験に特化した進学塾サンライズ塾長。岡山県岡山市出身。岡山市北区に2005年3月開塾。「算数・数学徹底塾」に変わり、最も得意な上位層対象、難関高受験に特化した「岡山朝日高校受験専門塾」に至る。1歳児から高3までを対象とし、自主自律をモットーに、難関大学受験を見据えた指導、幼児~高校を通じて生涯役立つ「考える力」「自学力」を伸ばす。以来、中3の大半が岡山朝日高校に合格だけでなく、大学進学でも東大・東工大・阪大・名古屋大・九州大・岡大医学部医学科・慶應大・早稲田大など超難関国立大・有名私立大の合格実績を残している。「自学力の育て方」(KADOKAWA)など3冊を共著出版。塾長・講師ともに全員岡山朝日高校出身。岡山中央小学校、岡山中央中学校出身。

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