岡山大学教育学部附属中学校の定期テスト対策
岡大附属中1年生数学
岡大附属中学1年生の数学のテストを 拝見させて頂きました。
数学1が75点満点、数学2が25点満点となっています。
数学1の1枚目の計算問題は、一見普通の計算問題なのですが、「逆数」などの基本をきちんと理解できているかを 問う問題があったり、計算力の弱い子だとかなり落としたのでは、と思うような問題ばかりでした。
しかし、基本を本当に理解できているか、計算もきちんとできるかどうか、などを見る 良い問題だったと思います。
文章問題では、 文字式の基本的なものが多かったですが、中には、教科書レベルの問題だけでは難しいかな と思われる問題も。
「やったことがある問題」は解けるけど、「やったことがない問題」は解けないという子には、難しい問題です。
ですが、真の理解を測る良問です。
説明を求める記述問題は、平均点レベルの子では 解けないでしょうね。
しかし、実は授業中に説明されていたり、ノートをきちんと復習していれば、解ける問題だったりするのです。
つまり、 真の計算力が試され、文章問題の多くは妥当なレベルで、学校の授業態度に関しても問われる、とてもバランスの良いテストだったと言えると思います。
どこかの、プリントそのままの定期考査の問題とは雲泥の差です。
基本をしっかりと勉強することは大切です。
しかし、「基本問題ができればよい」と勘違いしている人には、「 基礎基本と学校の授業をしっかり聞こう」 ということを伝えているようなテストでした。
サンライズでは、「学校の授業を疎かにするな」を徹底し、この良問揃いのテストで良い点数を取れるよう子どもたちを鍛えています。
岡大附属中前期期末考査英語対策
英語の定期テスト対策として、「教科書暗唱」というのがあります。
テスト範囲のところを全て、一気に暗誦するわけですから、量は多いと思います。
先日、トレーニングを終えた子全員に、暗唱できるかチェックをしました。
トレーニングといっても、「音読」だけです。
そう、教科書を読むだけですね。
しかも、5回だけ。
ディクテーションもやりますが、3回だけ。
これだけで、暗唱できるようになります。
きっちりやれば、必ずできるようになります。
しかも、これが岡山朝日高校の受験対策にもつながっています。
早めの復習と基本の定着を
期末テスト1か月前になると、中学生は期末考査に向けての復習に取り組んでいます。
時間をかけて取り組むのはもちろんですが、これまでに、「時間をかけた割には、結果が・・・」という人もいることでしょう。
分かるまで復習をするには、それなりに時間がかかるものです。
学校あるいは塾の授業を受けて、ある程度理解できた人なら、時間は比較的短くて済むでしょう。(1週間程度で十分)
但し、ほとんどの人が、それだけでは不足しています。
習った単元でもほとんど理解できておらず、1からもう一度理解しないといけない、だからその分時間がかかるのです。
ですから、早めに復習し、理解度を上げておく必要があるのです。
また、勉強が思うようにいかない一つの原因として、「復習のタイミング」が挙げられます。
学校の課題として、問題集やプリント、塾のテキストなどを何日あるいは何週間かかけて仕上げてから、残った時間で復習をする子もいるでしょう。
それだけ間を空けてからの復習では、定着率が下がり、効率が悪くなってしまいます。
その日にやった事は、次の日には復習をする習慣にしましょう。
数学では、
基本定理・基本計算⇒基本問題前半⇒基本問題後半⇒応用問題
という流れで段階的に進めると、応用問題にも対応しやすくなります。
基本が定着していないのに、応用問題を解いても解けなかったり、時間がかかったりしますからね。