中学英文法は大丈夫って本当?
「中学生の英文法はわかってるんだけどね~」って思っている人へ。
それは本当だろうか?
There is ~. について
There is my pen on the table.
(テーブルの上に私のペンがあります。)
これが間違っていることにあなたは気づくだろうか?
正しくは、
My pen is on the table.
中1で習うレベルである。
There is ~.
は、非限定的なものでないと使えない。
There is a pen on the table.
であれば正しい。
my pen
the pen
などは限定されたものであり、a をつけた場合、限定されない一般的なものを指す。
限定と非限定でいえば、itとoneの違いも理解しておく必要がある。
規則動詞の過去形のedの発音
あなたは、『ed』の発音には3種類あることは知っているだろうか。
[d]、[t]、[id]の3種類だ。
発音問題が満点にならない場合、その原因の一つが規則を知らないということ。
3つの発音の違いは、動詞の最後の発音である。
・有声音の場合 → [d]
・無声音の場合 → [t]
・[d]または[t]の場合→ [id]
発音は意外と疎かになっている。
例えば、workとwalkの発音。
wormとwarmの発音。
逆になってはいないだろうか。
taughtも「タウト」と発音していないだろうか。
教科書や問題集では気づかないこと
上で説明したようなことは、教科書ではもちろんのこと、問題集を解いただけでは気づかないことである。
テストで90点以上取るような子でも、気づかない。
いや、中には「なぜだろう?」と疑問に思う子もいると思うが、大抵の子は疑問に思わないまま「自分はできている」と思ってしまう。
塾では、自分では気づかないことについても教えてもらえる。
自学で全て理解できてしまう子は、塾に通う必要はないだろうが、ほとんどの子は、指摘されないと気づかない。
なんとなくでやり過ごさないように気づかせることが、私が指導する上で気を付けていることである。