岡山朝日高校合格への道(4)理科・社会編
岡山朝日高校受験専門の進学塾サンライズ塾長の小崎です。
今回は、岡山県立入試の理科・社会についての傾向と対策を紹介します。
入試傾向と対策について~理科編~
入試の特徴について
まずは参考までに、近年の平均点推移を見ていこう。
これは、岡山県立岡山朝日高等学校受験者の平均点ではなく、岡山の公立高校受験者全体の平均点であることに注意しよう。
- 2008 63.8点
- 2009 68.4点
- 2010 46.6点
- 2011 51.6点
- 2012 58.7点
- 2013 60.7点
- 2014 61.0点
- 2015 52.4点
- 2016 57.6点
- 2017 57.0点
- 2018 65.1点
- 2019 53.1点
岡山朝日高校の理科は、他の岡山県立高校と同じ問題で、その難易度は、近年大きな変化はない。
2017年の大問1の小問集合のテーマは「国際宇宙ステーション」だった。
各設問の内容は独立している。
その他、典型問題が出題されるため、記述問題や用語記述も教科書レベルである。
岡山朝日高校の場合、高得点入試となるため、岡山朝日高校受験者は9割超えが必要だ。
傾向と対策
基礎知識の積み重ねが得点につながる!
出題内容は基本問題中心。
4分野バランスのとれた基本問題重視型学習が得点力アップにつながるだろう。
用語記述の出題が多いので、対策が必要だ。
(用語記述とは、記号選択問題ではなく、用語を記入する問題の事である。)
出題形式が一問一答に近いので、基礎知識が定着していれば解ける問題ばかりである。
出題単元にはややばらつきがあるため、出題傾向を見て、出題回数の少ない「力とばねののび」「密度」「日周運動」は、出題される可能性があるので、他県の入試過去問も参考にして、重点的に対策をしておこう。
岡山朝日高校を目指すなら、正答率が低い「記述問題」「計算問題」対策で得点力を上げ、差をつけよう。
難易度は高くないため、他県の入試過去問の典型問題で十分対応可能。
使用する教材は、
がお勧め。
入試傾向と対策について~社会編~
岡山県立入試の社会についての傾向と対策。
岡山朝日高校の社会の入試問題は、他の県立高校と同じである。
入試の特徴について
近年の平均点推移は以下のようになっている。
- 2008 51.3点
- 2009 62.6点
- 2010 61.7点
- 2011 55.3点
- 2012 54.4点
- 2013 43.3点
- 2014 60.1点
- 2015 62.4点
- 2016 61.7点
- 2017 58.6点
- 2018 52.9点
- 2019 51.6点
社会も、理科と同様、岡山県立高校の共通問題で、難易度に大きな変化はない。
大問構成も変化なく、記述量が増え、用語記述が少なくなった。
公民は地理・歴史の内容も含めた大問で出題するのが定番となっている。
内容は基本問題が中心だ。
社会も岡山朝日高校受験者にとっては高得点入試となるため、岡山朝日高校受験者は9割超えが必要である。
傾向と対策
正確な知識の習得が必要不可欠!
記号問題と用語記述が設問の大半を占めるため、一問一答形式でトレーニングしながら、基礎知識の定着が必要である。
他県入試の正答率60%前後の問題は確実に解けるようにしておこう。
地理や公民の「数値の比較が必要な資料の読み取り」問題は全国的に増加傾向にあるので、他県の最新入試で対策しよう。
岡山朝日高校を目指すには90点超えが目安となる。
全国的に難化している公民(時事問題)や、「資料の読み取り+記述」は、他県入試で最新傾向を把握した上での対策が効果的。
教材としては理科と同様、
を使用しよう。