お子さんが勉強してもなかなか覚えられないと悩んでいるお母さんたちへ。
お子様の学習サポートに日々奮闘されていることと思います。
特に暗記科目で苦労しているお子様を持つお母さんに向けて、今日は「忍者式暗記法」についてお話しします。
この方法を通じて、お子様が暗記科目に対する苦手意識を克服し、学習に対する自信をつけるための手助けができれば幸いです。
暗記科目とは、一般的に英語（主に英単語、熟語）、理科（用語）、社会などが挙げられます。
国語の漢字などもそうですね。
暗記科目といっても、完全な丸暗記だけでは高得点は難しいですが、覚えるということが難しいと感じている方には、まずは「覚え方」を身につけて、知識を増やしていくことから始めるとよいでしょう。
暗記の基本
まず、暗記とは学習の基本中の基本です。
しかし、多くの子供たちがこの暗記でつまずいています。
暗記がうまくできないと、学習内容の理解が浅くなり、知識の構築が難しくなります。
そのため、暗記の正しい方法を身につけ、基礎知識をしっかりと定着させることが重要です。
暗記の苦手を克服する
「暗記が苦手」と感じるのは、単に正しい学習方法を知らないからかもしれません。
暗記が苦手な子どもでも、適切な方法と継続的な取り組みによって、確実に改善することができます。
ここで、効率的な暗記のコツと忍者式暗記法を紹介します。
忍者式暗記法の基本
忍者式暗記法は、次のようなステップで構成されます。
- 単元を細分化する: 学習する単元が多い場合、2～3つに区切って細分化します。場合によっては、１つでもOK。自分が「これならできる！」と思える量にします。これにより、一度に覚える情報量を減らし、集中力を高めることができます。
- 毎日の継続: 1日30分～60分を目安に、毎日学習に取り組みます。多いと感じるなら、5分でも10分でも集中できるならOK。2週間程度で一通りの学習が完了するよう計画を立てましょう。
- 復習を重視する: 前日や前々日に学習した内容も含めて、毎日復習することが大切です。この復習プロセスを通じて、知識が短期記憶から長期記憶に移行する手助けをします。
忍者式暗記法の実践
具体的な学習スケジュールは以下のように設定します。
- 1日目: 単元1を学習
- 2日目: 単元1を復習し、単元2を新たに学習
- 3日目: 単元1、2を復習し、単元3を新たに学習
- 4日目: 単元2、3を復習し、単元4を新たに学習
- 以降、このパターンを繰り返し、各単元を最低3回ずつ復習します。
３回では覚えられなければ、覚えられるまで100回でも繰り返してください。
忍者たちは麻を地面に植えて、その上を毎日ジャンプして修行したと言われています。
麻は成長が早い植物で、毎日どんどん伸びていきます。
このように、毎日１つずつ量を増やして続けていくことから、「忍者式暗記法」なのです。
この方法により、各単元を網羅的に、かつ効果的に暗記することが可能です。
暗記は繰り返しの芸術
「1回勉強したけど覚えられなかった」という経験は、学習の過程でよくあることです。
しかし、それを暗記が苦手だと決めつけるのは早計です。
学習は繰り返しによって効果が高まります。
自分の学力を過大評価せず、まずは継続的に取り組むことが重要です。
まとめ
忍者式暗記法は、暗記が苦手な子どもでも学習に対する自信をつけることができる方法です。
この方法を実践することで、暗記科目の成績向上はもちろん、学習への取り組み方そのものが変わるかもしれません。
親御さんがお子様をサポートする際には、正しい暗記法と継続的な励ましを通じて、学習の楽しさを一緒に発見していきましょう。
親御さんとお子様が共に成長し、学習の喜びを分かち合えるように、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
暗記が苦手な子どもでも、忍者式暗記法で、確実に一歩前進できることを心から願っています。
子どもの学びについて真剣に考える親御さん限定の説明会です。
