算脳トレから学年1位へ

算脳トレの真実
算脳トレで学んだ子は、その後算数が得意になるのか?
はい、得意になります。
・・・すみません。
嘘をつきました。
得意どころか、尋常でなく得意になります。
低学年や幼児から「進学塾」に通わせる親御さんは非常に教育熱心です。
色んな所から情報をキャッチして、本物か偽者か、見抜く目もお持ちです。
そのような親御さんから、「本当の学びが体験できるのはサンライズだけ」と言われます。
サンライズの幼児・低学年クラスは始めてから20年近くになります。
現在の小学1年生は、算脳トレの18期生です。
幼児から通い、現在中学2年生になった生徒は11期生になるのですが、中学校の定期考査や自己診断テストでは学年1位をとりました。(点数は5教科で493点)
サンライズの驚きの実績はこちら

算脳トレの授業
先日、小3で某大手中学受験塾の模試を受けてきた子がいました。
算数の問題で、こんな問題がありました。
30人の子どもが1列に並んでいます。Aくんは前から5番目です。Aくんは後ろから何番目でしょう。
正答率は50%程度でした。
算脳トレでは、このような問題は小1段階で学びます。
算数の数感を身につけるために、具体物を使って指導するのが特徴です。

ペンギンさんが何羽いるかな? 「10羽」
前から4番目のペンギンは何色? 「黒」
そのペンギンの前には何羽いる? 「3羽」
後ろには何羽いる? 「6羽」
じゃあ、黒のペンギンは後から何番目? 「7番目」
このように、まずは目で見て理解するところからスタートします。
次に、先ほどのAくんの問題です。
よくある間違いが、30-5=25(番目)と答える場合です。
計算で、30-4=26だとか、30-5+1=26などと答えられるように指導します。
計算式や解き方だけを覚えていたら解ける問題ではないということがわかります。
算脳トレを終えて次の学年へ
これらを学んだ子が次に似たような問題に出会うのは、小学4年生の「概数」です。
百の位を四捨五入すると27000になる整数は全部で何個ありますか。
四捨五入は大抵の子がわかると思います。
では、このような整数の範囲は?と言われると、26500以上27499以下が正解ですが、答えられない子は少なくないでしょう。
そしてここからが本番。
整数はいくつなのか?
よくある求め方が、27499-26500=999(個)。
はい、間違っていますね。
正解は1000個。
これを算脳トレで学んだ生徒は、簡単に解いてしまいます。
「なぜ1多いの?」
1~10までの整数が10個あることは全員が答えますが、10~20までの整数の個数はどうでしょう?
間違える子は、具体物を使って考えたことがないので、

↑このようなイメージがないのです。
だから、20-10=10(個)と答えてしまう。
これが、算数のつまずきにつながっていくのです。
そして・・・
高校への数学の接続
高校数学で学ぶ「場合の数」。
順列の公式が登場します。

上式の最後になぜ(n-k+1)となるのか?
ここがわかっている生徒は案外少ないです。
詳細は省きますが、結局小学校、中学校で学んできたことが関係しているんですよね。
「高校になったら数学が苦手になりました」
いやいや、そうじゃない。
小さなつまずきに気づくことなくそのままにしていると、ある時点でどうしようもなくなる。
そうならないようにするためにはどうすればよいのか?
先を見据えた指導がなぜ必要なのか
私はよく「高校受験のその先の大学受験を見据えた指導」をしていると言っています。
先の算脳トレで指導している「〇番目の問題」も、その先の順列に接続するための布石になるというこがわかって教えている指導者がどれだけいるのでしょう?
プリントの丸付けだけをする指導と、幼いうちから将来の学習に接続できるようにする指導、どちらに価値があると思いますか?
サンライズでは、各学年のどの問題で多くの子がつまずくのかが全てわかっている塾長が、幼いころから算数に困らないように指導していきます。
さあ、夏休みが始まります
サンライズでは、まだ本物の学びに出会ったことのない子どもたちのために、夏休み限定で「算脳トレ集中講座」を開講します。
対象は小1~小3です(その他の学年も短期講座を用意しています)。