岡山朝日高校の内申点は合否に関係ない?入試での重要性を徹底解説!

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トップ進学校において「内申点が合否に影響しない」という噂を耳にすることは少なくありません。

他県の入試基準に関しては一概には言えませんが、岡山県でも有名な進学校、岡山朝日高校ではどうでしょうか?

本当に内申点は合否に関係しないのでしょうか?

ここでは、岡山朝日高校の入試における内申点の役割について詳しく見ていきます。

目次

岡山県の公立高校入試制度

まずは、岡山県の公立高校入試制度について説明します。

合格者の選抜方法については、岡山県教育委員会の「岡山県立高等学校入学者選抜実施要項」に記載されています。

学力については、調査書の「学習の記録」に記載された評定から求めた換算点と学力検査の結果か
ら求めた合計得点とを基に、高等学校長が「調査書の評定段階」と「学力検査の評定段階」をそれぞ
れ定め、相関表(様式14)を作成して判定する。調査書の換算点の算出においては、学力検査を実施
しない教科及び第3学年の評定を重視して取り扱う。

岡山県立高等学校入学者選抜実施要項 6 選抜(1)ウ

相関表というのは、以下の様式になります。

岡山県の公立高校入試では、学力検査の点数と内申点をこの相関表にそれぞれ10段階に分類して判定します。

当然、岡山県立岡山朝日高等学校も同様の判定方法で決定します。

内申点の計算方法については、以下のリンク先を参照してください。

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判定方法は、まず、相関表の上位90%(赤枠内)は合格とします。

残りの10%のうち、学力検査の点数または内申点が上位10%以内であれば、合格の可能性が高いです。

それでも決まらない場合は、どうするか。

内申書(調査書)の項目や面接によって総合的に判定します。

「調査書・面接等の結果を重視する選抜」

募集定員の10%

生徒会活動、ボランティア活動、芸術・体育・科学・文化の分野における活動成果及び興味・関心の状況を評価する

岡山県立岡山朝日高校HPより

つまり、岡山朝日高校も内申点が関係あるということです。

それでも、学力検査の点数がよければいいんでしょ?

「上位の高校ほど内申点は重視されない」というのが一般的のようですが、私はそうは思いません。

内申点の決定に大きな影響を与えるのは、定期考査の点数であるということはご存じだと思います。

そもそも学力の高い子は、内申点も高いです。

ですから、優秀な生徒は「90%」の中に入ると。

中には、頭は非常に良いのに、なんらかの理由で内申点が悪い生徒もいるでしょう。

こういう生徒も合格するでしょう。

しかし、試験で高得点を出せる、そういう子は非常に限られています。

「内申点が低いから、岡山朝日高校を受験しよう」という方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、学力が高ければ合格する可能性はあります。

でも私の知る限り、そのような決断をされる方のほとんどは、

  • 内申点はオール4(9教科合計36)以下
  • 学力は、岡山朝日高校合格ラインギリギリまたはそれ以下

が多いように思います。

これは、非常に危険です。

不合格となる可能性があります。

中1入学時点から入試は始まっている!

入試本番は、誰もが緊張します。

試験は一発勝負。

受験に「絶対」はありません。

いつも通りの力が発揮できれば合格できるのに、思ったようにできなかった。

内申点は当日試験で失敗した時の救済措置の意味合いもあるでしょう。

(大学受験の一般入試は、内申点が関係ないので残酷ですね。)

また、内申点のために志望校選択の幅が狭くなってしまうことは避けなければなりません。

内申点で不安にならないようにするためには、中1、中2の段階から定期考査で高得点を取っていくように準備をする必要があります。

学力が高ければ、定期考査の点数も高得点がとれるし、内申点も上がる。

ですから、特に「定期考査対策」は必要としていません。

高い学力があれば、高校でも岡山朝日高校の授業についていけますしね。

常に平均90点以上(5教科450点以上)を心がけましょう。

自力では難しいという場合には、塾などの力を借りてもよいです。

進学塾サンライズでは、岡山朝日高校合格に向けて、中1から高い学力を身につけられるよう指導しています。

中3になってからでは中1、中2の内申点は取り返せません。

さいごに

実際のところ、内申点がまったく考慮されないというわけではありませんが、学力試験の得点が非常に重要視されるのは事実です。

そのため、内申点が多少低くても、学力試験で高得点を取ることで十分にカバーできる場合もあります。

しかし、これには条件があります。

例えば、岡山朝日高校を受験する生徒の多くは、高い学力と優れた学習態度を兼ね備えた生徒たちです。

そのため、内申点が極端に低いと、競争力に欠ける可能性があるのも事実です。

また、内申点が高いほど、安定した学力が求められる学校の選抜過程で有利に働くことも考えられます。

つまり、岡山朝日高校の入試では、内申点がゼロで評価されるわけではない一方で、学力試験での得点が最優先となることが多いと言えます。

結局のところ、バランスが重要で、内申点と学力試験の両方に準備を怠らないことが、合格への近道です。

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