勉強しているつもりでも、意外と点数に繋がらない勉強になっている子もいます。
詰めが甘かったり・・・
はるかにやる量が少なかったり・・・
そもそも問題を解くだけで終わっていたり・・・
勉強の「当たり前」が「当たり前」でないこともあるのです。
え?あり得ないでしょ!?ということを実際にやっていて、“頑張ったのにできない”と思っている子もいるのでは?
実際の例として挙げますが、皆さんはできていますか?
- 問題を解いた後に答え合わせをしない。
- 間違えた問題は答えを写すだけ(なぜ間違えたのか検証しない)
- 間違えた問題がはたして出来るようになったのか、確かめない。
まずこれだけでもできているかどうかで、実力を測ることができます。
成績が上がる子は、トコトンやります。
人には、それぞれ「コンフォートゾーン」=心理的に快適な場所があります。
「60~70点」をコンフォートゾーンとしている子は、それ以上の点数は取れません。
そんな子は30点を取ると「ヤバい!」と感じます。
コンフォートゾーンから外れるからですね。
また、「60~70点」がコンフォートゾーンの子が、80点を目標にしようと思うと、これもコンフォートゾーンから外れるわけです。
ですから、「今までの勉強法」「今までの勉強量」では達成できません。
コンフォートゾーンを打ち破るしかないのです。
つまり、やり方を変えたり、量を増やしてみるということですね。
例えば、やり方を変えるなら、
「ワークを全部やった」⇒「終わり」から
「ワークを全部やった」⇒「念のためにテスト」⇒「間違いを直す」
という流れに変える、などですね。
周りの環境を変えることも大切です。
周りの子が勉強し出すと、本人も勉強し始めるものです。
※サンライズの「演習授業」は子どものコンフォートゾーンを変えるために実施しています。
能力があるのに成績が伸びない例として、
- 成績の振るわない子に囲まれている。
- 時間があればスマホをいじったりして、勉強に集中できない。結局は成績が伸びなくて、志望校変更
などですね。
少しでも変えたい!と思うなら、まずは自分自身を勉強する環境に置くことが大切です。
ライバルをつくる
成績が大きく伸びた子どもたちには、共通することがあります。
それは、「ライバルがいた」ということです。
勉強でもスポーツでも一緒です。
しかし、敵意むき出しのライバルをつくれ、という意味ではありません。
仲間意識を持って、一緒に共通の目標に向かって頑張れば良いのです。
「もう限界・・・」と思っても、ライバルがいると、「もう少しだけ頑張ってみようか」となるのは、子どもも大人も同じなのです。
究極の話をすると、勉強は一人でもできます。
教科書や参考書があれば独学でも、できてしまいます。
勉強ができるようになるには、社交性もコミュニケーションも必要ありません。
でも、実際には楽しく受験勉強に取り組み、目標を達成していく子たちには、「夢を語り合い、励ましあう友だち」がいるのです。
だからこそ、友だちの存在は重要です。
そして、友だちをライバルと意識して、受験を頑張った子は、笑って目標を達成していくのです。
サンライズでは、多くの子が、「朝日高校合格」という共通の目標を持ち、互いに励ましあい、学問に磨きをかけているのです。