苦しみ9割喜び1割
岡山朝日高校卒業式答辞より
タイトルの言葉は、朝日高校の卒業生代表の答辞の中の言葉です。
朝日高校の学校生活は苦しい中にも喜びがあり、その苦しみが自分を成長させ、1割の喜びが達成感・充実感を生み出す。
サンライズもそうだと思います。
塾に行きさえすれば成績が上がる。
ちょっとやればできるようになる。
それまで大した努力もしたことがないのに自分は頑張っていると思っていたら、それ以上の成長はないですね。
サンライズで何年も勉強してきて、毎回毎回課題をきちんとこなし、受験生でもないのに講習会で何時間も、多い時は朝から晩まで勉強して・・・。
でもそれが当たり前、周りがみんなやっている。
凄い勉強してるね!と言われることもないくらい当たり前な環境で勉強していると、自信というよりプライドが生まれます。
サンライズの学力の根底には、誰にも負けない勉強量があります。
基本的な問題や、標準的な問題、時には、応用と言われるけれども、受験生にとっては典型的な問題は、絶対に解けるようにするための努力です。
「◯◯ちゃんは、勉強していないのに成績めっちゃいいんよ」
子どもたちからこのような言葉を聞くと、「可愛いな~」と思います。
そんなわけないじゃん。
じゃあ、サンライズで朝から晩まで勉強している子に聞いてごらん。
「めっちゃ勉強してる?」って。
「してるよ!!」って言わないでしょ?
恥ずかしいんだよ。
もし成績が良くなかった時に、「めっちゃ勉強してるのにこの程度??」って思われるのが。
いや、違うか。
周りがしているのが当たり前だからか。
夏期講習会にて
密度の濃い夏期講習会。
小2のMちゃんは、60時間も参加しました。
プリントもかなり進み、英語も2冊終わらせました。
特に驚いたのは、1日の勉強時間です。
いつもではないのですが、今日は、朝10時から18時まで、途中休憩がありましたが、ほぼ続けて7時間も勉強しました。
受験生でもなければ、中学生でもない、小2の女の子です。
また、今回初参加の小6の女の子は、入塾前は20点台だった国語が特訓終了後になんと94点!
これだけ取れる力が短期間で身に付いたのに、今までどんな勉強をしてきたの??
という疑問は置いておいて、時には厳しく叱られて泣いたりもしましたが、よく最後まで頑張りました。
小5のRちゃんは、国語が苦手で、特に作文で苦労していました。
女の子は特に、苦手な科目を敬遠しがちですが、絶対にやらなければならないと言われ、最初は渋々やっていました。
時間もかなりかけましたが、その割になかなか進まず、もどかしかったでしょう。
モチベーションも上がりません。
当然です。
普通なら、途中で諦めるところです。
でも、やってもらいました。
この特訓をやった子は、全員最後に同じことを言うからです。
Rちゃんも言いました。
「何か、問題が簡単に感じる」
モチベーションが一気に上がり、嫌いな国語がもしかしてできるかも?と思えるところまでなった瞬間です。
お母様からは、「塾長は神様です」と仰って頂きましたが、いやいや、普通のおっさんです。
Rちゃんが最後まで頑張ったから、できたことです。
彼女たちには苦しみ9割だったかもしれません。
でも、その先に1割の喜びがあるから、「サンライズで頑張ってよかった」と思ってもらえると思うのです。
ただ、時間をかければいいわけではありません。
ダラダラと目的もなく勉強しても、何も変わりません。
目的を持って勉強する子は、勉強を2倍も3倍も効果のあるものにします。