一生使える“自分だけの”勉強法
教科になる小学校の英語にもサンライズ式はバッチリ対応!
今年の4月から学習指導要領が変わり、小学校で学ぶ内容が刷新されました。
英語については新しい教科書の中身を見たのですが、既に当塾でやっていた学習法に似たようなアプローチをとっており、今まで行ってきた従来通りのカリキュラムで十分対応できるものでした。
果たして文法を教えないで、「聞く・話す」中心の学習だけで本当に英語が身につくのか?
という疑問の声もあるかもしれませんが、私たちはみな母語である日本語の習得の際に、文法から入ったわけではありません。
子どもの時に大人たちの会話を聞いて真似することから始めているはずです。
年齢が若いうちは習って真似して自分で試すことが一番の近道で、実際に成果も上がっているので、「小学生のうちに英検準2級、3級取得を目指す」という目標を全員が達成できるように引き続き現在の教務内容で続けていく予定です。
教えない教育で子どもの能力を引き出す
良い所は継続する一方、時代の流れに応じて変えていくべきところも見えてきます。
私が最近出会った先生の中には、驚くほど斬新な指導方法で子どもの能力を引き出し、思考力を養うためのこれからの教育のヒントになるような方々もいらっしゃいます。
当塾でも実践している中で一例を挙げますと、パズル系の教材を子どもに与えて一切「教えない」というものがあります。
軽微なヒントさえも与えない代わりに家に持ち帰って続きをやっても良く、子どもが自力で完成させるまで見守ります。
一度ヒントを与えてしまうと以後ずっと助けてもらえることを期待してしまい、子どものためになりません。
最後まで一人でやり通すことが自主性を育み、延いては諦めずに考え抜く力をつけることに繋がるのです。
教えてもらって伸びる子もいますが、正解が一つではない問題に対処していくためには不十分です。
子どもが自ら学ぶ力をつけるためには、与え過ぎ・教え過ぎは禁物です。
演習量がモノを言う!先々、伸び悩まないために常に上のレベルに挑戦しよう
開塾当初は厳しい指導=「あれこれ口うるさく指示する指導」でした。
しかし、口うるさく指示をすればするほど、子どもの自主性は育まれず、小・中学校は何とかなっても、高校で行き詰まる子が増えるようになります。
指導を徐々に変化させ、より自主性を重視するようになると、子どもたちにも変化が起こります。
特に、高校で伸び悩まないためには中学での演習量がモノを言います。
未知の難問でも試行錯誤を重ねながら自分の力だけでやり切る。
そういう子ほど実力がついて、高校入学後も成績を伸ばしているのです。
壁にぶつかった時はしんどいですが、何かをやり込むことで将来何をやりたいのかも見えてきますし、
乗り越えた時の達成感こそ学びへの意欲にもなります。
今年度は、全体に目が届きやすいように塾内のフロアを改装しました。
(結果的に部屋が広くなることで換気がしやすくなり、コロナ対策にもつながりました。)
塾生は授業がない日も塾に来て自習するようになり、より良い勉強環境で学習できるようになりました。
目先の受験の為だけではなく、勉強は一生続くものです。
若いうちに自分なりの勉強法を身に付けて、豊かな人生を送って欲しいですね。