幼児期からの英語教育と大学入試の関係とは?

 

幼児期からの英語教育と大学入試の関係とは?

小学生のうちから大学受験を意識して勉強に取り組もう!

保護者を対象にしたセミナーにてよく話すことなのですが、塾で勉強するからには目標設定が必要です。

入塾の動機はそれぞれ、学力低下が気になり始めたとか、色々あると思います。

しかし、最終的には大学受験を視野に入れて長期スパンで取り組んでいかないと、難関大受験を突破するための真の学力を身に付けることは難しい、というのが私の見解です。

小学生のうちから大学受験なんて、と思われるかもしれませんが、決して早すぎることはありません。

大学受験時の共通テストでは、5教科7科目で900点満点のところ、英語と国語は各200点満点となっています。

つまり、得点上半分近くを占めるこの2教科を重点的に攻略して、中学卒業までに90~95%程度得点できる実力をつけていれば、高校での3年間は他の科目の勉強のために時間を割けるということです。

受験は戦略が物を言います。

早めのスタートでしっかり戦略を立てて取り組みましょう。

高1で英検準1級!”英・国を早期に攻略して高校で他科目を強化

当塾では、理想的には中3まで、遅くとも高1までに英検準1級が取れるようにカリキュラムを組み、指導しています。

このレベルだと、大学入試でも満点の90~95%は得点できると言われているためです。

ここから逆算すると、中3で2級、中2で準2級、中学入学までに3級合格が目標となってきます。

高校に入ってから英語や国語に苦戦していたら、他の科目にあてる時間がなくなり、難関大受験のための十分な対策は見込めません。

しかしながら公立校の教科書準拠の授業だけではこうした目標を達成するのは困難であり、学年を前倒しした内容で勉強することになってきます。

幼児期からの英語教育には議論もありますが、幼い頃から日常的に英語に触れて言語感覚を養うことは、大学受験にも大いにアドバンテージがあるのです。

暗記・暗唱など目に見える成果を期待しすぎない

京大の研究によると、1か国語しか話さない子どもたちよりも2か国語を話す子どもたちの方が母語に対する理解力が優れているといいます。

英語が読めるようになることで日本語にも興味を抱くようになり、国語も得意になっていたというバイリンガルの子どもたち。

この研究が示唆するように、早期から多読・多聴の機会に触れ、母語の習得のように、「勉強」という認識をすることなく英語を身に付けていくのが理想的ではないでしょうか。

保護者はとかく、覚えた量や話す様など目に見えるものを評価しがちですが、言語的なものは多くのインプットによって、観念的・概念的な理解力を育てていくことが大切です。

定型フレーズの暗記や文法など知識を入れていくトップダウン方式よりも、読んだり聴いたりすることで能動的に学んでいくボトムアップ方式で、母語の習得のように英語をみにつける。

教材があればご家庭でできることもありますが、難しいと感じるようなら私たちにご相談ください。

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