勉強で楽をしようと手を抜くほどしんどくなる

 

国語指導の一つとして、語彙力特訓があります。

毎日、少しずつ言葉を覚えていくのですが、

この「毎日続ける」ことが、非常に大切なのです。

というのも、大抵は、毎日続けることができなくて、

挫折するから。

 

例えば、1日当たり12個(プリント1枚)覚えるとします。

大体、10~15分くらいで覚えます。

1日あたりたったの15分です。

それでも、1週間も経つと84個になります。

お盆休みだからとまったくやっていない子は、

やっている子に追いつこうと思うと、100個近く覚えないといけません。

夏休みは、約40日ありますが、

毎日やると、480個も覚えたことになります。

もちろん、1日あたりの量が2倍の人はもっと多いです。

遅れを取り戻すために、短期間にまとめて覚えることの方が、

よりつらい勉強になるのではないでしょうか?

毎日続けた方が、定着もしますしね。

毎日続けた方が、勉強が楽しく感じられます。

1日にまとめてたくさん覚えた人よりも、

少しずつでも毎日続けてやった人の方が、塾長は凄いと思います。

 

小崎 高寛

県立岡山朝日高校受験に特化した進学塾サンライズ塾長。岡山県岡山市出身。岡山市北区に2005年3月開塾。「算数・数学徹底塾」に変わり、最も得意な上位層対象、難関高受験に特化した「岡山朝日高校受験専門塾」に至る。1歳児から高3までを対象とし、自主自律をモットーに、難関大学受験を見据えた指導、幼児~高校を通じて生涯役立つ「考える力」「自学力」を伸ばす。以来、中3の大半が岡山朝日高校に合格だけでなく、大学進学でも東大・東工大・阪大・名古屋大・九州大・岡大医学部医学科・慶應大・早稲田大など超難関国立大・有名私立大の合格実績を残している。「自学力の育て方」(KADOKAWA)など3冊を共著出版。塾長・講師ともに全員岡山朝日高校出身。岡山中央小学校、岡山中央中学校出身。

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