中学生対象の駿台模試にチャレンジしよう!

中学校生活が進むにつれて、定期テストや課題だけではなく、自分の学力を客観的に測ることが重要になってきます。
その一つの方法が「模擬試験」です。
模試は、成績の確認だけでなく、自分の得意・不得意な分野を知り、どこを強化すべきかを具体的に教えてくれるツールです。
今回は、中学生におすすめの「駿台模試」について、その意義や挑戦の価値をお伝えします。
模擬試験で学力を客観的に知る
学校で行われる定期テストや小テストは、日々の学習状況を確認する大切な機会ですが、それらはあくまで学校内での評価に過ぎません。
中学生の皆さんにとって、さらに大切なのは、自分の学力を広い視野で客観的に把握することです。
それが可能になるのが「模擬試験」なのです。
模擬試験では、偏差値や全国順位、さらには細かい教科別の得点状況まで把握できます。
これにより、苦手な教科や克服すべき分野を見つけることができます。
当塾でも定期的に育伸社の全国模試を行っていますが、そのレベルは標準的な内容です。
しかし、特に学力が高い中学生には、さらなる挑戦を促すために「駿台模試」を提案しています。
駿台模試は、全国のトップレベルの中学生が受験するハイレベルな模試で、受験者の多くは難関高校を目指している生徒たちです。
普通の模試では測りきれない「全国トップレベルでの自分の位置」を知ることができる、非常に貴重な機会です。
駿台模試の特徴と難易度
「駿台模試」と言えば、高校生の大学受験でお馴染みですが、実は中学生向けの模試も存在します。
正式には「駿台中学生テスト」と呼ばれ、この模試は標準的な全国模試よりも難易度が高く、厳選された良問が出題されることで有名です。(以下、駿台中学生テストと呼びます)
小学校や中学校でトップの成績だったとしても、難関校や上位校に進学すれば成績が中の下になることはよくあり、難関大学に合格できるという確約はありません。
中学校の定期テストや県内模試で1位を取ったとしても、さらに上には必ず強い競争相手が存在します。
模試で偏差値70を取ったとしても、さらにレベルの高い模試では偏差値が低くなることもあります。
例えば、他の全国模試で偏差値70の生徒が、駿台中学生テストでは偏差値50程度になると言われています。
駿台中学生テストは難問が多く、特に数学や英語などの論理的思考や応用力を試される問題が中心です。
そのため、ただの暗記や表面的な理解では太刀打ちできません。
受験者の中には、開成高校や日比谷高校といった超難関校を目指す生徒が多数おり、彼らと同じ土俵で競い合うことで、自分の実力を全国レベルで評価できるのです。
ある塾生は、「全国のトップ層がどれだけの実力を持っているのか、嫌でも思い知らされた」と言っていました。
これこそが、駿台中学生テストの醍醐味です。
自分の成績がどんなに良くても、全国レベルでの実力を知ることで、さらなる高みを目指す動機づけとなります。
駿台中学生テストで得られる学びと挑戦の価値
模試に挑戦することで得られるのは、単なる点数や偏差値だけではありません。
駿台中学生テストに挑戦することで、自分の学習の仕方や考え方、さらには勉強に対する意欲までもが変わることがあります。
標準的な問題に満足せず、難問に挑むことで、論理的思考力や応用力を鍛えることができるのです。
例えば、サンライズの中でも特に学力の高い塾生たちに駿台中学生テストへの挑戦を提案したところ、全員が「やってみたい!」と即答しました。
駿台中学生テストは難しいことを伝えましたが、それでも挑戦する姿勢を見せたのは、普段から高い意欲を持って学習に取り組んでいるからでしょう。
彼らの挑戦心を育むために、親や教師が何を提供できるかが大切です。
また、駿台中学生テストを通じて得られる経験は、将来の高校受験や大学受験にも大いに役立ちます。
岡山朝日高校のような地域の名門校でも、全国的な偏差値ではそれほど高くないことを知ることも、さらなる上を目指すモチベーションになるでしょう。
ちなみに、駿台HPに全国主要高校合格ライン一覧が掲載されていますが、それを見ると、灘高校が偏差値72、日比谷高校が偏差値64.4、岡山の公立高校で唯一載っていたのが岡山朝日高校であり、偏差値は52.6でした。
全国の最難関校と比べると岡山朝日高校のレベルが非常に低いと感じるかもしれませんね。
学年で1位だとか、岡山県内で10番以内だとかいうのが霞んでしまうほどです。
「そんなハイレベル見たな模試なんて無理だ!」と思うかもしれませんが、もし志望校に東大や京大、医学部のような難関大学を掲げるならば、そんな弱気では戦えません。
本気で上を目指す覚悟があるなら、朝日高校に合格するだけで満足していてはいけません。
実際、駿台中学生テストを受けた多くの生徒が「自分にはまだまだ伸びしろがある」と感じ、今まで以上に努力するようになったと言います。
まとめ:挑戦し続ける姿勢が未来を開く
中学生のうちから、駿台中学生テストのようなハイレベルな模試に挑戦することは、自分の限界を試す絶好の機会です。
難関校に合格するための道のりは決して楽ではありませんが、その過程で得られる経験や気づきは、子どもの成長にとって何よりも貴重です。
駿台中学生テストは、自分の学力を客観的に知り、さらなる高みを目指すための第一歩です。
偏差値70は上位2.3%の世界ですが、その上にはさらに高い世界があります。
教科書レベルを超えた学習や、英検2級や準1級といった資格に挑戦することで、見えてくる景色も変わります。
地方都市ではなかなか目にすることができない、その世界を子どもに見せてあげてください。
「自分はまだまだできる」「もっと上を目指したい」という強い意志を持つためにも、模試をただのテストとして捉えるのではなく、未来への挑戦と捉えて積極的に取り組んでみましょう。
親としても、子どもが高い目標に向かって挑戦する姿勢を見守り、応援することが大切です。
駿台中学生テストをきっかけに、子どもが新たなステージへと進む瞬間を見届けられるかもしれません。
皆さんも、ぜひこの機会にお子さんと一緒に挑戦してみてはいかがでしょうか?
尚、駿台中学生テストではありませんが、これからの勉強についてアドバイスが欲しい、今はまだ小学生だけど将来上位校に合格できる可能性はあるか教えて欲しいという方のために、当塾でもイベントとして定期的に「自分の本当の実力を知る全国模試」を開催しています。

中学生だけでなく、小学1年生から受験できます。
模試の結果だけでなく、岡山朝日高校受験専門塾にしかできない学習法改善策についてもアドバイスします。