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子どもの学びのアンテナを育てるのは母親――家庭で育つ“気づく力”の正体

夕暮れのリビングで、母親と子どもが机に向かい、本を読みながら会話しているリアルアニメ風イラスト。柔らかな光に包まれた、家庭の温かい学びの時間。

「うちの子、興味を持たなくて…」「言われないと何もしないんです」
そんな声を保護者の方から聞くことが少なくありません。
しかし、“興味を持たない子”は、本当にそうなのでしょうか?

子どもは本来、誰もが学びに敏感なアンテナを持っています。
そのアンテナが動かなくなっているだけで、壊れたわけではありません。
そして、そのアンテナを再び動かすことができるのは、家庭――特に母親です。

今回は、サンライズの理念にも深く関わる「家庭で育つ気づく力」についてお話しします。


目次

学びのアンテナとは何か

「学びのアンテナ」とは、知識を受け取るためのセンサーのようなものです。
テストの点を取るための“記憶の力”ではなく、
「あれ?なんでだろう」と心が反応する感度のこと。

勉強が得意な子は、授業以外のところでも学んでいます。
街を歩いていて見た広告、ニュースで流れた話題、先生の何気ない一言――
それらをすぐに学びと結びつけることができるのです。

一方で、勉強が苦手な子ほど、目の前の情報を“学びとして受け取れない”。
つまり、アンテナの感度が鈍っている状態です。
この感度を取り戻すには、家庭での会話と関わり方が大きな鍵を握ります。


家庭でアンテナが育つ瞬間

アンテナが動く瞬間は、実はとても身近なところにあります。
たとえば、ニュースを見ているときにお母さんがふとつぶやく――

「どうしてこんなことになったんだろうね?」

この一言が、子どもの思考を動かします。
正解を求める問いではなく、考えたくなる問い

また、夕食のときに「今日学校で面白いことあった?」と聞くのも立派なきっかけです。
「別に」と答えるかもしれませんが、実は頭の中で整理しています。
日常の何気ない会話が、子どものアンテナを微かに震わせているのです。


「教える」より「気づかせる」関わり方

多くの親御さんは、子どものためを思って教えます。
しかし、教えすぎると、子どもは“気づく力”を使わなくなってしまう。

たとえば算数でつまずいたとき、
「こうやって解くんでしょ」と手を出したくなるもの。
でも、その瞬間、子どもは「自分で考える力」を手放します。

サンライズでもよく伝えているのが、
“問い返す親”になること。
「この問題、どう思う?」「なんでそうなると思う?」
この一言が、学びの深さを変えます。

子どもが答えにたどり着かなくても構いません。
考えようとするその姿勢が、すでに成長なのです。


情報過多の時代にこそ必要な“アンテナ力”

いまの子どもたちは、かつてないほど多くの情報に囲まれています。
SNS、YouTube、ニュースアプリ――常に何かが流れ込む世界。
しかしその多くは、自分で選び取った情報ではないのです。

アンテナ力とは、
「自分に必要な情報を選び、自分で考え、自分の言葉にする力」。
この力がなければ、情報の海に溺れてしまいます。

そして、その選択の感覚は、
親の“姿勢”を通して自然と伝わるものです。
お母さんがニュースを見ながら「これはどうなんだろう?」と考える。
その姿を見て、子どもは「考えるってこういうことなんだ」と学びます。


母親の言葉が、子どもの学びを変える

子どもは親の“価値観”を驚くほど敏感に感じ取ります。
「わからないことを恥ずかしい」と感じる親のもとでは、
子どもも「間違いたくない」と思うようになります。

逆に、母親が「一緒に考えよう」「知らないことを調べてみよう」と言う家庭では、
子どもは学びを怖がりません。

子どもの学びを支えるのは、特別な教育法ではなく、日々の対話です。
母親が「どう思う?」と尋ねるたびに、
子どもの心の中に“考える芽”が育っていくのです。


結びに:アンテナを育てる家庭こそ、学びの土壌

子どもにとって、家庭は最初の“学校”です。
そこにあるのは教科書ではなく、会話・出来事・感情
どれもが学びの材料になります。

アンテナを立てる力を育てるとは、
“自分で世界を見る力”を育てるということ。

その力を支えるのは、やはり母親です。
「知らないことを一緒に楽しめる」家庭こそ、
子どもが自ら学びに向かう原点になります。

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