中学生におすすめの英語辞典14選|辞書で差がつく家庭・差がつかない家庭の決定的な違い

中学生向けの英語辞典は、
どれを選ぶか以上に、どう使わせるかで結果が変わります。
現場でよく聞くのは、こんな声です。
- 辞書は買ったが、ほとんど使っていない
- 調べても日本語の意味だけ見て終わる
- 英作文で和英を引いても不自然な英文になる
- 長文の読解スピードが上がらない
これはすべて、
辞書の選び方と役割分担がズレていることが原因です。
まず結論:中学生の辞書選びで一番大事なこと
最初に結論を言い切ります。
英語辞典は
「収録語数」ではなく、
「例文の質」と「用法の見えやすさ」で選ぶと失敗しません。
語数が多い辞書ほど良い、という発想は
中学生には当てはまりません。
意味が多すぎると、
- どれを選べばいいか分からない
- 結局、引くのをやめる
という状態になります。
中学生向け英語辞典は「目的別」に考える
一覧で並べる前に、
用途で3つに分けて考えます。
① 授業・定期テスト対応タイプ
(教科書の英文を正確に理解するための辞書)
- ジュニア・アンカー中学英和辞典
- ジュニアクラウン中学英和辞典
- ニューホライズン英和辞典
- Challenge中学英和辞典
- プログレッシブ中学英和辞典
- マイスタディ英和辞典
- ベーシックジーニアス英和辞典
向いている子
- 英語が苦手〜標準レベル
- 授業内容・定期テストを確実に取りたい
- 辞書に慣れる段階
② 受験・長文読解対応タイプ
(意味の違い・語法を見極めるための辞書)
- ジーニアス英和辞典
- エースクラウン英和辞典
- ビーコン英和辞典
- アクシスジーニアス英和辞典
- コンパスローズ英和辞典
向いている子
- 長文で意味を取り違えやすい
- 上位校受験を意識している
- 語の使い分けを理解したい
③ 英作文・表現補助タイプ
(和英を主軸に、英和で精度を高める)
- Challenge中学英和・和英辞典
- ジーニアス和英辞典
重要な考え方
英作文では、
- 和英で「言いたい表現」を探す
- 英和で「その英語が自然か」を確認する
という 併用 が前提です。
辞書を「引けない子」に共通する原因
多くの家庭で見られる原因は、次の3つです。
- 意味だけを見て終わる
- 引く語数が多すぎる
- 使い方のルールがない
つまり、
辞書が悪いのではなく、運用がないのです。
家庭で決めたい「辞書の使い方ルール」
効果が出やすい運用は、次の通りです。
- 意味だけ確認は禁止
→ 品詞・例文・語法マークまで必ず見る - ノートに書かない
→ 作業化を防ぐ
→ 代わりに例文を1回音読 - 長文は1段落2語まで
→ 引きすぎ防止
→ 読解スピード維持 - 和英は必ず英和で逆引き
→ 不自然な英文を防ぐ
電子辞書・アプリとの付き合い方
電子辞書やアプリは便利です。
ただし中学生には注意点があります。
- 調べすぎて思考が止まる
- 流し読みになる
おすすめは、
紙辞書で意味を固定
→ 電子で補足確認
という順番です。
今日からできる3ステップ
- 辞書を机の上に置く
- 授業本文で1日2語だけ引く
- 例文を1回、声に出して読む
これを1週間続けるだけで、
辞書は「使われる道具」に変わります。
まとめ|辞書は「役割分担」で初めて力を発揮する
英語辞典は、
- 高いか安いか
- 語数が多いか
では決まりません。
- 今のレベルに合う英和
- 必要に応じた和英
- 明確な使い方ルール
この3点がそろって、
辞書は初めて学力に変わります。
英語辞典の選び方や使い方は、
英語力を伸ばすための“道具の使い方”を正すことに役立ちます。
しかし現実には、
英語が「思うように伸びない」「長文が苦手」「英作文で失点する」
といった悩みは、個々の辞書の問題だけではありません。
現在の英語教育は、教科書改訂や試験傾向の変化により、
- 語彙量・文法知識だけでは太刀打ちできない
- 問題文の読み方・立て直し方が必要
- 家庭での声かけや学習設計の違いで差が生まれる
という新しい課題が生まれています。
辞書を使いこなすことはもちろん大事ですが、
それだけで終わらせずに 英語の学習全体をどう組み立てるか を知ることが、
定期テストや入試で結果を出すうえで決定的な差になります。
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FAQ(よくある質問)
中学生に英語辞典は1冊あれば十分ですか?
いいえ、1冊で済ませようとすると失敗しやすいです。
授業・定期テスト用、長文読解用、英作文用では役割が異なります。
最低でも「英和(理解用)」と「和英(表現用)」を目的別に使い分けることで、初めて辞書が力になります。
英語が苦手な子でも辞書は使わせた方がいいですか?
はい。ただし、使い方のルールがない状態で渡すのは逆効果です。
意味だけを見る、引きすぎる、といった使い方では伸びません。
本文で紹介したように、
・品詞と例文まで必ず確認
・1段落2語まで
といった最低限の運用ルールを決めた上で使わせることが重要です。
電子辞書やアプリだけではだめでしょうか?
中学生の段階では、紙辞書を主軸にする方が安定します。
電子辞書やアプリは便利ですが、
・調べすぎて思考が止まる
・流し読みになりやすい
というデメリットがあります。
基本は紙辞書で意味を固定し、電子は補助的に使うのがおすすめです。
英作文が苦手な場合、英和辞典だけで対応できますか?
対応できません。
英作文では、
・和英で表現を探す
・英和でその表現が自然か確認する
という併用が前提になります。
英和辞典だけで直訳すると、不自然な英文になりやすいため注意が必要です。
辞書を引くと勉強が止まってしまうのですが?
よくあるケースです。
原因の多くは「引く語数が多すぎる」ことです。
長文では1段落2語までと制限することで、
読解の流れを止めずに理解を深められます。

