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中高一貫校に行かなくても伸びる!岡山朝日高校が語る本物の学力

中高一貫校に行かなくても伸びる!岡山朝日高校が語る本物の学力

「岡山朝日高校」という名前を聞くと、多くの方は「地元トップの進学校」というイメージを思い浮かべるかもしれません。
しかし、実際に説明会に参加して感じたのは、単なる学力の高さだけではなく、“自ら学ぶ力”を持った生徒を育てようとする学校だということです。
入試問題も難問奇問ではなく、日々の学びを大切にしているかどうかを見極める内容。
この記事では、岡山朝日高校の説明会で語られた内容をもとに、同校が考える「本物の学力」とは何かをお伝えします。


目次

岡山朝日高校が求めるのは「当たり前を積み重ねられる生徒」

説明会で最初に印象に残ったのは、学校としての姿勢です。
岡山朝日高校が重視しているのは、「当たり前のことを当たり前にできる」こと。

さらに、

  • 少しでも伸びようと努力する姿勢
  • 困難なことにも負けずに挑戦する強さ
  • 覚悟をもって物事に向き合う誠実さ

といった、日常の積み重ねを大切にする姿勢でした。

「成績が良いから合格できる」だけの学校ではありません。
むしろ、自分の可能性を信じ、前向きに努力を続ける“伸びる生徒”を求めているのが岡山朝日高校です。


「独自問題=難問」ではない。基礎を重視する入試方針

多くの保護者が気になるのが「独自入試」の内容です。
しかし、学校側ははっきりとこう伝えています。

「独自=超難問ではありません」

岡山朝日高校の入試問題は、県教育委員会の指導のもと、中学校の教科書内容から出題されています。
奇問やパズルのような問題ではなく、基礎を丁寧に積み上げてきた生徒がしっかり得点できる設計。
つまり、中学校の授業をどれだけ大切にできるかが最大のポイントなのです。


学校が伝えたい“本物の学力”とは

朝日高校が繰り返し強調していたのは、次の3つです。

  1. 「わかる」から「できる」まで努力する力
  2. 自分の言葉で考え、表現する力
  3. 学び続ける習慣と姿勢

単なる暗記ではなく、「どう考え、どう伝えるか」に重きを置いているのが特徴です。
授業や家庭学習の中で、アウトプットを意識して人に説明できるようにすることが、高校入試だけでなくその先の学びにもつながります。


教科別に見る「入試のねらい」と求められる力

国語:言葉で世界を見つめ直す力

国語の問題は、「内容を理解し、面白いと思える人に来てほしい」という思いが込められています。
単に正答を出すだけでなく、言葉を通して世界をどう感じ取るかを問うものです。

求められる力は3つ。

  • 語彙力:言葉の意味・使い方を理解し、自分の思考を豊かにする力。
  • 読解力:他者の考えや感情を読み取り、文章の構造を正確に捉える力。
  • 説明力:質問者を意識して、わかりやすく伝える力。

学校側は、「中学校での学習に真剣に取り組んでいれば十分対応できる」と語っています。


数学:条件を読み取り、立式する力を問う

数学の問題は、数と式・関数・図形・データの活用など、全領域からバランスよく出題されます。
狙いは、「計算が速い人を選ぶ」ことではありません。

  • 基礎的・基本的な概念や法則の理解
  • 文章を読んで条件を正しく把握する力
  • 文字を使って式を立てる力
  • 立式した内容を使って条件に合う数を求める力

さらに、作図を通して図形の知識と表現力を確かめる問題も。
台形・円・平行四辺形などの基本図形の性質をもとに、線分の長さや円の半径を求める力が問われます。

また、座標平面の問題では、図形の性質とグラフの相互関係を理解する力を評価。
難しそうに見えても、教科書の内容をしっかり理解していれば解ける問題ばかりです。


英語:伝える力と“考える英語”を重視

英語は、読む・聞く・書く・話すの4技能をバランスよく評価します。
出題のねらいは、基礎的な力をもとに「伝える力」を育むこと。

具体的には、次のような力を見ています。

  • 聞き取る力:英語の音を正確に聞き取り、会話の流れに沿って必要な情報を理解する。
  • 読む力:会話文や説明文から発言者の意図や考えを読み取る。
  • 書く力:与えられたトピックに対して、自分の意見を英語で整理し、論理的に表現する。
  • 話す力:相手を意識して、正しい文法と語法で会話を成立させる。

英語科の先生は「“!”をウキウキ、“?”をワクワクできる人に来てほしい」と話していました。
つまり、未知を楽しめる好奇心が何よりも大切なのです。


「高校入試はゴールではない」というメッセージ

説明会の最後に印象的だった言葉があります。

「今この問題が解けないからといって、諦めないでください。これからの努力が大切です。」

岡山朝日高校の入試は、“高校で伸びる生徒”を見抜くための入試です。
試験問題に挑むその過程で、思考力・表現力・粘り強さが育っていく。
そして、その力こそが高校入学後、大学受験や社会で活躍するための礎となります。

「高校入試のための勉強」で終わらせず、高校以降の学びへつながる力を養うことが、朝日高校の真の狙いです。


小学生のうちから育てたい“しなやかな学びの姿勢”

岡山朝日高校は、小学生や保護者に向けても明確なメッセージを発しています。
それは、「親子で未来の選択肢を広げよう」という呼びかけです。

子どもの可能性を大きく広げるために、

  • 基礎をしっかり固める
  • さまざまなことにチャレンジする
  • 粘り強く取り組むしなやかな強さを育てる

これらを大切にしてほしいとのことでした。

また、「よく食べ、よく遊び、よく学び、よく眠る。そして、よく語る」という言葉も印象的です。
自然体験や読書、家事の手伝いなど、実際に体験する学びこそが、思考力や表現力の土台を作ります。

親ができることは、「ほめる・励ます・見守る」こと。
この安心感が、子どもが自分から挑戦する原動力になります。


なぜ今、岡山朝日高校が注目されるのか

岡山朝日高校の魅力は、偏差値の高さだけではありません。

  • 地元中学校出身の生徒が多く、誰にでも開かれた環境
  • 潜在能力を引き出し、鍛えるカリキュラム
  • 志を高く持ち、互いに高め合う仲間たち
  • 本物に触れる機会を提供する教育活動
  • 粘り強く支える教員陣

こうした環境が、“努力する生徒が報われる学校”としての信頼を築いています。
近年では「中高一貫に行かず、あえて地元の中学から朝日を目指す」という選択をする家庭も増えています。


まとめ

岡山朝日高校が大切にしているのは、
「知識の多さ」ではなく、「学び続ける力」です。

中高一貫校に進むこともひとつの道ですが、
地元の中学校で基礎を積み重ね、粘り強く努力を続ける生徒が、
最終的に最も大きく伸びる――。

岡山朝日高校の説明会で語られていたのは、まさにそのことでした。

小学生の今からでも遅くありません。
「わかる」で終わらせず、「できる」までやりきる力を育てていくこと。
それが、朝日高校が伝えた“本物の学力”の第一歩です。

お子さんの状況(どこで止まっているか/どんなサポートが合っているか)は一人ひとり違います。
「まずは現状を聞いてみたい」という方は、進学塾サンライズまでお気軽にご相談ください。

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