夢や明確な目標を持つことができれば、
子どもは自分の意志で勉強するようになります。
親や先生に、「勉強しろ」と言われて、
嫌々やっているわけではありません。
勉強が楽しくなるのです。
夢や目標を持つには、自分なりの喜びや楽しいことを見つけられる心、
物事に感動できる心を育む必要があります。
毎回プレッシャーをかけられていると、
本当は身の回りに楽しいことがいっぱいあるのに、
それを感じ取る感覚がなくなってしまうのです。
「私はこうなりたい」という夢や目標は、
楽しいと思える感覚がなければ、出てくるわけがないのです。
「もし、そうなれたら楽しい」と思うからこそ、目標にするのです。
夢や希望が持てない子が、
自主的に勉強しようという意欲を持つはずもありません。
最近は、無気力になっている子どもが増えています。
こうした子どもにまず必要なことは、感動する心を取り戻せるように、
心のケアをしてあげることです。