受験勉強にも通用する勉強を

 

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受験勉強

高校入試は、偏差値から大体合格率がわかりますが、大学は配点が違うため、偏差値で話ができません。

定期考査の勉強と受験勉強と何が違うか。

前回のお話『定期考査脳』についてはこちら↓

 高校1年生の1学期古文教科書には、大体「ちごのそら寝」というのを、皆やります。

その中に出てくる「わろかりなん」の「なん」。

古文に「ん」はないです。

「ん」=「む」だということを知らない時期です。

1学期ですから。

なのに、定期考査で出るんですよ。

長文読解ですよね。

で、訳をみんな丸覚えしていったら満点です。

「わろかりなん」=「きっとよくないでしょう」覚えとけよって言われて。

「わろかり」は形容詞で、「な」は完了の「ぬ」で「ん」は推量の「む」と覚えとけと言われて、覚えるわけですよね。

で、○をとる。

それで100点を取ったとしても共通テストの問題ではどうでしょう。

「なほひたぶるにいぶせくてやみなむ」の問題を引き出して、「なむ」はどういう意味かがわかっているかを問う問題になっています。

共通テストが教科書レベルだから、だから学校の定期考査をすればよいという問題ではありません。

アプローチが違います。

うちの塾では、いわゆる受験勉強というのは、「なん」というのは4つあって、区別できる日が来ないと共通テストは解けないんですよ、と教えている。

それが受験勉強です。

ですから高校生になれば、1年生の時から共通テストに対して準備をしていくような、そんなトレーニングになっています。

これまで指導してきて、よくあるパターンなのですが、「中学までは英語ができた。」「英検2級もとっていた」、それが高校生になって、いきなり英語が分からないとか、英語の点が悪いとか、特に実力考査に多いですね。

そういう子どもたちは英文を覚えて、訳を覚えて、というのをやって、点を取ってきています。

しかも英検も65%○があってたら、次に行けるんですね。

100%のものではありません。

それだけが全てだと思って、英語が得意だと思っていると、勘違いが生じて、

「塾長、何かこの参考書だと、うちの子英語がわからないって言うんです」

「塾長、なんだか教科書と違うことやっているから、英語がわからないって言うんです」

と言われます。

それは、そうではなくて、中学までの英語のアプローチと高校の英語、あるいは大学受験の英語のアプローチが勉強の仕方が違うからです。

勉強が苦手な子の話をしているのではないですよ。

中学校でのいわゆる上位層でも起こりうることなんです。

中位層の子は、小学校から中学校に上がった時にも英語のアプローチの違いに戸惑います。

英検というのは、正式には、「実用英語検定」といいます。

「実用」です。

就職試験のTOEICには繋がると思います。

しかし、大学受験用ではありません。

そのことは御理解でしょうか。

高校に入ると英語は理屈っぽくなってきます。

その理屈っぽいことについていけない。

だから英語がわからないのに、それを責任転嫁しないようにしなければいけません。

例えば大阪大学の二次試験の英語の問題。

英作で流行りの自由英作です。

うそをつくことは悪いことでしょうか?あなたの意見を英語で述べなさい。

一橋の場合は、

人生において、ユーモアは最も大切なものの一つであるということについて、あなたの意見を120~150字の英語で述べなさい。

東大は2011年から自由英作に参戦してきました。

他人の痛みを理解できるのは、不可能である。ということについて50~60語の英語で記せ。

これが、大学受験の二次のレベルです。

まず、これに対して意見が持てない人は、英語以前の問題です。

意見がないと書けません。

そして、意見を頭に浮かべたものを英語に直す。

だから、いわゆる「実用」しゃべれる英語ではありません。

読み書き英語です。

だから、そのことをよく理解して頂きたいのです。

以前お話した中でも、高校の文法書の話がありましたが、「時、条件を表す副詞節の中では、未来形は現在形で代用する」なんて、めちゃくちゃ理屈っぽい説明ですよね。

それが大学受験の英語なんです。

今までとちょっと感じが違うということを子どもも理解しないと、何を使ってもそれがよくないんだと勘違いされるんですね。

例文を覚える訳にはいかないですね。

自分の意見を英語に直すんですから。

そういうことではないです。

根本的に力を持たないと、無理なんです。

だから反対に、定期考査のものを丸暗記して点をとったって、このレベルにはならないですよね。

だからうちの塾では、このレベルが解けるようになるために準備を続けていく、そういう風になっています。

宿題のこともあります。

予習、復習、宿題。

中学校、高校、学校によっては、あふれるほど出すところもあります。

宿題が沢山出てきて、学校のことでいっぱいいっぱいです。

だから受験に向けた勉強なんてする余裕がありません。

とかですね。

共通テストの国語は理系文系どちらも受けます。

大変レベルが高いですよ。

作業のような宿題。

宿題が出たからやる、答えをもらって、赤で適当に書いた。

そういうことを週末ごとに使っていて、現役で入試レベルの国語が解けるようになりますか。

ある程度そこは上手に考えて、時間を作って、1年生から準備をするんです。

受験勉強は、何か受験生になってちょろっとやればいいんでしょ、というようなイメージではないんです。

以上になります。

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