高校受験の更に先の大学受験を視野に入れた中学生指導

 

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前回の記事で、うちの塾は、大学受験を視野に入れて、幼児~中学生の間に土台作りをしているというお話をしました。

では、具体的にどのようにして土台作りをしているのか。

以下は、高校の文法書の一部です。

9 ▷副詞節中での注意すべき時制◁

64) I’ll talk with my husband when he comes back. (夫が帰ってきたら相談してみます。)

65) I’ll lend you another book if you have read that one. (あなたがそれを読んでしまったら、別の本を貸してあげます。)

➊ 未来時制→現在時制 (例文64)

When~「(今後)~の時に」, if~「(今後)もし~ならば」という時や条件を表す副詞節の中では、未来を表す内容は現在時制で表す。

The game will start again when it stops raining.  (雨が止んだ時点でその試合は再開されます。)

                 ↑(×)it will stop raining

The game will be put off if it rains tomorrow.  (もし雨が降ればその試合は延期されます。)

                 ↑(×)it will rain

  ただし、When~が「いつ~なのか」、if~が「~かどうか」という意味の名詞節で用いられる場合は、未来の内容は未来時制で示すことに注意。

I don’t know when the next train will arrive. [名詞節]

        名詞節(knowの目的語)

(私は次の列車がいつ到着するのか知らない。)「いつ~するのか」の意味ならば名詞節

I’ll ask him if he will help us. [名詞節]

      名詞節(askの目的語)  

(私は彼に彼が私たちの手伝いをしてくれるかどうか聞いてみます。)「~かどうか」の意味ならば名詞節

高校の文法書の一部より

when S’+V’のかたまりは、中2で学習しますが、この時、「S’がV’する時」という訳し方ができれば、中2の段階では何の問題もありませんが、このことが高1(新課程で中3から登場)で急にバージョンアップして、上記の事項を学びます。

これを中2の段階でこのまま教えておくということではなく、「when S’+V’のかたまりは何をしている?」「副詞の役割は何?」といった基本事項を押さえているか否かが、高校になって成績が伸びるか否かに関与しています。

中学生の学習指導はどちらであっても大差ないように思えますが、本来は次の高校というステップ、更に大学受験というステップをも視野に入れて学習指導を考えねばなりません。

高校受験が目的ならば、サンライズでなくとも良いでしょう。

しかし、高校受験を通過点とし、大学受験を目的とするならば、サンライズでなければなりません。

構造を学んでいくことで、英語の勉強の仕方は、中学生段階から高校レベルのものを与えないとどうなるのか。

「熟語を覚えました」

「単語を覚えました」

「フレーズとして頭の中に入っています」

だから、中間・期末のテストは解けるけれど、その先では全然役に立たないという子がたくさんいます。

それが、中学生の段階から修正できるのは、当塾じゃないですか。

私がやらないと、誰も修正してくれません。

必ず、上の学年、更にその上の学年の内容を反映させて説明することに重点を置いています。

実際、中2の塾生のノートを見ると、先ほどの文法に関連したところ「接続詞」のところで、「※ifの後は未来形にしない」と書いています。

英語では、中学校で習う単語や文法に限らず、関連があるものは先取り指導しています。

理屈っぽい説明も沢山あります。

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