・計算が得意だが、文章題は苦手。
・基本問題は解けるが、応用問題はさっぱり解けない。
・方程式はわかるが、図形問題が苦手。
以前から算数が苦手な人は多いでしょうが、
以前は算数が出来ていたのに、学年が上がると段々解けなくなる子も
少なからずいるようです。
算数の中でも、計算はとても大切ですし、
計算ができないとなかなか点数に結びつきません。
しかし、計算力はあくまで算数・数学の一部です。
算数は、計算のみをひたすら解くだけの機械的な学問ではありません。
計算はあくまで解くための道具で、算数の楽しさ、奥深さは、
それだけでは感じることはできません。
答え合わせをしてもらって、解いた答えに×をするだけでは、
子どもの知的好奇心をくすぐることはないでしょう。
子どもは、ただ、間違えた答えとは異なる答えを当てはめて、
それがたまたまあっていれば正解、で終わってしまうのです。
それが勉強と思い、習慣化された結果、
冒頭のような算数が苦手な子になるのです。
お子さんのプリントやノートを見てください。
×が3つも4つもついていませんか?
なぜそれが答えになるのか説明できますか?
算数の勉強をしていても、算数が苦手になることはあるのです。
いつまで算数ができなくなる方法をやらせますか?