岡山朝日高校受験専門進学塾サンライズ塾長です。
ちょっとした時間にすぐ読める短編記事になっています。
気まぐれで更新しています。
仕事や家事の息抜きにどうぞ。
応用問題=難しい?
「朝日高校に合格するためには、応用問題を解けなければダメだ!」
確かに、解けるようになる必要があります。
「朝日高校に合格するためには、応用問題を解きまくればいいんだ!」
うーん・・・。
全員がそうだとは限りませんよね。
「レベルの高い高校を目指すには、レベルの高い問題を解けばよい」
と単純に思っている人が多いようです。
確かに、入試問題は難しいので、対策として難問にトライすることは間違っていないのですが、応用問題以前に、基本的な問題が解けない人が、応用問題を解いても、効果はありません。
応用問題とは、基本的な事柄・知識を『応用』して解く問題です。
方程式を解くことは、基本的なことですが、その方程式を応用して解く問題は、全て応用問題です。
少なくとも私はそう考えています。
ですから、簡単な応用問題もあるわけです。
ところが、方程式は解けても、簡単な応用問題が解けない子もいます。
そういう子に限って、基本的なことを聞いても答えられない。
応用をやる前に、まずは基本を固めることです。
「難しくてよくわからないな」と感じたら、基本に立ち戻れる勉強ができるようになって欲しいですね。
言い訳をやめる
言い訳をするたびにゴールは遠ざかります。
何かをしなかったとか失敗したとかで言い訳しそうになったら、言い訳ではなく問いかけをしてみてください。
「どうすればよかったか」と自問するんです。
それを書き留めておき、次回は必ずその通りにするということを習慣にできればガラリと変わります。
学力を決める3大要素とは
学力を決定する3つの要素とは
学力=学習時間×学習の質×学習者の素質
① 学習時間
ぼーっとしている時間等を含む勉強時間ではありません。
集中して学習している時間のことです。
1時間やったと言っても、純粋な勉強時間は40分あるいは半分の30分程度の可能性もあります。
学習時間は増やすのではない!
ぼーっとする時間を減らせ!
② 学習の質
学習の方法論や学習計画、学習のフォローがあるかどうかによって、学習の質が決まります。
また、学力によって、学習の質も段階的に変化します。
「勉強法」の本を沢山読んで、それを理解しようとするよりも、まずは机に向かって勉強する方が、学力は上がります。
学力が上がれば、学習の質もよくなります。
悩む時間があるなら、机に向かえ!
③ 学習する本人の素質
学習のみならず、運動・音楽などの遊び、読書などで得た理解力・論理力・記憶力、成功体験による自信、失敗経験による自制心などで決定。
素質は後天的なもので、高めることは可能です。
生まれ持った才能はどうすることもできませんが、土台はまだまだ作り上げる余地が残されています。
土台をつくり直し、強固にする最も有効な手段は、土台を手に入れた人を真似ること!
社会などの暗記科目の覚え方
暗記系の勉強に関しては、苦労している子が多いです。
しかし、勉強において、「暗記」は、初歩中の初歩です。
暗記がうまくできないまま、勉強を進めてはいけません。
きちんと、暗記の仕方を身につけ、最低限の知識は身につけるように努力しましょう。
特に社会は、一問一答形式の問題集が有効な場合が多いです。
1日1単元、量が多いのであれば、1単元を2~3つに区切ってもよいでしょう。
1日30分~60分、毎日取り組めば、2週間程度で終わります。
ここで、大切なのは、復習の仕方です。
必ず、前日、前々日の問題も全て解いて復習して下さい。
つまり、毎日1~2単元+復習合わせて、60分~80分です。
単元1,2,3・・・を①,②,③,・・・と表すとします。
1日目 ①
2日目 ①,②
3日目 ①,②,③
4日目 ②,③,④
5日目 ③,④,⑤
このように進めると、各単元3回ずつ勉強することになりますね。
「1回勉強した。でも覚えられないから出来ません。だから覚えるのは苦手です。」
という人は、自分の学力を過大評価しています。
(1回で覚えられるほどの学力を備えている人は、非常に少ないです。あなたは、そうなのでしょうか?)
まずは、やってみること。
毎日、続けること。
やって、できなかった人は、私の知る限り、一人もいません。