サンライズは頭の良い子しか入れない塾?
「サンライズは皆さん賢いんですよね?うちの子入塾できるかしら?」
「サンライズの生徒は最初から頭の良い子、だから勉強できて当然」
15年間、毎年岡山朝日高校に合格する生徒がいて、時には学年全員が岡山朝日高校に合格した年もあります。
結果だけを見て、そう思われるのだと思います。
そういう時は、「ブログをご覧になられたことがありますか?」と尋ねます。
はい、100%読んでいらっしゃいません。
憶測や、噂程度でのご判断です。
中には、入塾テストでほとんど不合格になるという噂(笑)
あの・・・これまで不合格になった子、片手ほどしかいないのですが・・・。
近年だと、いないと思います。
まあそれはともかく、皆さん最初は苦手な教科があるとか、岡山朝日高校に行きたいけど今のままでは難しいと感じているとか、色々お悩みを持っていらっしゃいます。
中3の模試で5教科偏差値74
この数字だけを見ると、非常に優秀で元々勉強ができる子だったと思われるでしょう。
この生徒が入塾したのは小学生の時ですが、当時の模試の偏差値は「57」。
教科によっては偏差値47の時もありました。
いわゆる平均点レベルの子で、苦手教科は平均点を下回っていました。
入塾当初は平均レベルだったり、中には偏差値30台、40台の子でも、時間をかけてじっくりと取り組んだ結果、偏差値70以上を出せるのです。
偏差値70オーバーの秘訣
なぜ、そんなにも高成績を出せるようになったのでしょう。
大きな原因の一つとして挙げられるのが、
「目先の点数を追い求めない」
ということだと思います。
ご存じの方も多いと思いますが、老子の格言で、『授人以魚 不如授人以漁』という言葉があります。(諸説あり)
「飢えている人がいるときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか。」という意味ですね。
つまり、人に魚を与えれば一日で食べてしまい、その時は空腹を満たして満足できるが、すぐにお腹が空いてしまい、すぐに空腹で困ることになる。しかし、釣り方を教えれば一生食べていくことができるということです。
点数を稼ぐためのテクニックを教えれば、目の前のテストの結果は良くなるかもしれません。
でも、すぐに忘れてしまったり、応用が必要になると通用しなくなったりするため、結果的に助けが再び必要になるのです。
やってもできないという気持ちも生まれ、モチベーションも下がることでしょう。
サンライズでは、「魚」を与えるのではなく、「釣り方」を教えています。
その方が、深く理解でき、応用も解けるようになるからです。
簡単な問題はAのやり方、少し難しい問題はBの解き方・・・というような考え方ではなく、
この問題で問われていることは何?
この問題で与えられた条件は何?
それに関連する情報・知識は何?
それをどう工夫して答えを出すか?
など、釣り竿1本で何問でも解けるような考え方をマスターさせるのです。
階段を一段ずつ上がらせる
そうは言っても、その釣り方を覚えるのが難しいと思われる方もいるでしょう。
いきなりはできるようになりません。
平均レベルに満たない子がいきなり偏差値70を超えたのではないのです。
学ぶ上で大切にしていることは、「できる」ようになるまでには、何段も階段があり、それを登る際に、できるだけ段を飛ばして上がらないこと。
1段1段着実にステップアップさせていくことです。
これは幼児教育をやっていて特に思うことです。
いきなり言葉を話せるようになっていないですよね?
いきなり自分で服を着ることはできませんでしたよね?
少しずつ少しずつできることが増えていって、ようやく自分でできるようになります。
「釣り方」もいきなり竿を渡して、「はい!こうやってこうやればできます!」なんて説明では乱暴すぎます。
できないところから着実にステップアップさせた方が、最も確実にできるようになる方法なのです。