指導の軸にしていることがあります。
それは、
「この子が合格点を取るために何が必要か」
ということです。
これを思考の軸に据え、戦略・戦術を立てていきます。
もちろん、生徒自身も同様に考える必要があるので、
情報は常に共有します。
定期的に面談を行い、「何が必要か」を伝えます。
そして、そのための具体的な戦略・戦術をアドバイスします。
例えば、
・負担の大きな科目は毎日学習する。
・負担の軽い科目は短期間で点数を上げる。
・難易度の高い内容になると伸びにくくなるため、他の科目とのバランスを調整する。
・模試の判定で入試の結果が決まるのではない。本番で合格点を取ることが目標。
など。
自分がどの位置にいるのか、入試の問題レベルはどのようなものかを知ることで、目標が具体化します。
これがきちんと指導できるかどうかは、非常に大切な事です。