「考える力を養う」
こういう言葉をよく聞きます。
言うのは簡単ですが、はたしてどういうプロセスで身につけさせるのか、これがないと、ただ闇雲に指導するだけです。
私も昔は、公式を教えたり文法を指導したりはできても、明確に「~すれば身に付けられる」というものは、なんとなくはわかっていても直接指導に結びつけることはできませんでした。
方法を知らなかったからです。
ある転機があり、サンライズという、今の塾のスタイルになりました。
指導方法もより明確になったため、子どもたちは短期間で成長しました。
もちろん、考える習慣づけも指導の中の大半を占めるようになりました。
考える力は、点数のように目に見えるものではありませんが、塾生保護者の方々には、その教育方針に賛同して頂き、なにより、子どもたちが応用問題でつまずくことが少なくなり、学力も県内トップクラスの子たちが増えました。
今、改めて思います。
知識の丸暗記は、決して悪いとは思いませんし、その方が点数を上げるという点では、直接的で、一番の近道です。
しかし、現在のサンライズの指導方法も、間違っているとは思いませんし、実績もありますので、これからも続けていくつもりです。
一見遠回りであっても、子どもたちの将来を思えば、必ず必要になる力であるし、私にしかできない、最大のプレゼントだと思うからです。