成績が伸びない子は、よく言い訳をします。
「部活が忙しい」
「学校の行事が長引いた」
「クラスがうるさい」
「学校の先生(の教え方)が嫌い」
「今、やろうとしていた」
挙げると、きりがありません。
できない理由を考えて言い訳をしている限り、
成績があがることは永久にありません。
なぜなら、「自分ができないのは、○○のせいだから仕方がない」
と思っているからです。
成績がふるわず、言い訳が多い子は、責任転嫁をしています。
ほとんどのお母さんの口癖は、
「あなたはどうして勉強をやらないの」
「あなたはどうしてこんな点しかとれないの」
と叱ってしまっていることがほとんどです。
お母さんから、そんな質問をされた子どもは、
「できない理由」を考えます。
その結果、本当にできない子になっていってしまうのです。
ですから、まずお母さんが質問する方法を変えなければなりません。
子どもに「できない理由」探しをさせるのではなく、
どうやったら「できるか」を考えさせるのです。
それには、「今回は残念だったね。次はどうやったらうまくいくかな?」
とできる方法を考えさせるのです。
こう質問されると、子どもは
「どうやったらいいだろう」と「できる方法」を考えるようになり、
プラス思考で物事を考える子になります。