ある質問が寄せられました。
子供は国語が苦手です。
国語でかなり足を引っ張ってしまい、不安が募ります。
寝る前15分前にでもトレーニングできる等の打開策を教えていただきたいです。
国語で大半を占めるのは、長文読解
国語が苦手という方の大半は、長文読解だと思うのです。
その対策となると、本当は15分と言わず、1時間くらいかけてやってもらいたいところです。
時間的な制約があるなら仕方ありませんが、「国語を何とかしたい!」ということでしたら、最優先で取り組んでほしいと思うのです。
国語の得意・不得意の線引き
成績がどのくらいかわかりませんが、「苦手」と言われていますので、平均点くらいしか取れないと想定してお話します。
中学生で国語の得意な子は、模試、定期考査等で、90点以上の子偏差値だと70以上の子だと思っています。
苦手な子は、それ以下。
あるいは、できる時もあるし、できない時もあるような、安定していない子もそうです。
どうしても、難関高校、難関大学に合格するためには・・・と考えてしまうので、苦手を得意にするなら、大学受験まで通用するような学力まで育てないと、いずれまた壁にぶち当たると思うのです。
国語が苦手な子におすすめの市販問題集
私がよくおすすめするものをいくつか挙げます。
出口汪の新日本語トレーニング 基礎国語力編: 基礎国語力編・上 ((上)) 出口 汪
このシリーズは、全部で6冊ありますが、(赤2冊、緑2冊、青2冊)だいたい4冊までやればある程度の点数になるはずです。
最後の青2冊は余力があれば、くらいです。
ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集〔小学生版〕 福嶋隆史
ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集〔小学生版〕(2) 福嶋隆史
国語の苦手な小学生には、ここからさせることが多いです。
小学生版となっていますが、国語が苦手な中学生にも有効です。
注意すべき点は、答えがすぐそばに書いてあるので、「答えを見ながらさせない」ということです。
これより難しい問題集や、易しい問題集はありますが、レベルや量としては、このあたりが良いのではないかと思います。
中3のこの時期でも、まだ上げられますので、頑張ってくださいね!