夢や目標を達成するには、その夢を情熱的に人に話すことです。
夢を口に出すことで、自分を奮い立たせることにもなるのですが、
前提として、その話を必ず聞き続けてくれる人が必要です。
偉人と言われる人たちは、最初は「そんなこと、できるわけがない」
と思われるようなことを実現してきました。
だからこそ、歴史に名を残しているわけです。
子どもが抱く夢も、大人から見れば、
「そんなバカな」と思えるものがほとんどです。
でも、頭ごなしに否定しないでください。
一度は子どもの話を、「そうだね」と受け止めて欲しいのです。
否定され続けると、子どもは自分の考えや夢を話さなくなります。
そして、殻に閉じこもろうとしてしまいます。
最悪なのは、「お前は勉強して、いい学校に入れば、
やりたいことができるんだから・・・」などと理屈で説き伏せることです。
子どもに理屈は通用しません。
納得しないことに前向きに取り組むわけがありません。
では、何が子どもを目標に向かわせるのか。
それは、共感と信頼です。
「この人は私のことを大切に考えてくれている」
「愛されている」と共感できるから、
「自分が大切にしたい人を喜ばせたい」と思って、努力するのです。
だからこそ、子どもにとって最高の聞き役になってください。
子どもの夢の実現の半分は親のかかわりによるものなのです。