「朝日高校に合格するためには、
応用問題を解けなければダメだ!」
確かに、解けるようになる必要があります。
「朝日高校に合格するためには、
応用問題を解きまくればいいんだ!」
うーん・・・。
全員がそうだとは限りませんよね。
「レベルの高い高校を目指すには、
レベルの高い問題を解けばよい」
と単純に思っている人が多いようです。
確かに、入試問題は難しいので、
対策として難問にトライすることは間違っていないのですが、
応用問題以前に、基本的な問題が解けない人が、
応用問題を解いても、効果はありません。
応用問題とは、基本的な事柄・知識を『応用』して解く問題です。
方程式を解くことは、基本的なことですが、
その方程式を応用して解く問題は、全て応用問題です。
少なくとも私はそう考えています。
ですから、簡単な応用問題もあるわけです。
ところが、方程式は解けても、簡単な応用問題が解けない子もいます。
そういう子に限って、基本的なことを聞いても答えられない。
応用をやる前に、まずは基本を固めることです。
「難しくてよくわからないな」と感じたら、
基本に立ち戻れる勉強ができるようになって欲しいですね。