子どもが見事に目標をクリアしたら、ご褒美を用意してあげると、
「もっと頑張るぞ~」と喜びもやる気も倍増します。
でも、「できたらお小遣いをあげる」というのはNG!
紙に目標と日付を書き入れておき、
できたら子どものお気に入りのキャラクターシールをあげ、
自分で日付のところに貼らせる。
これだけで、十分、子どもは満足してくれます。
ただし、もし、
「今度のテストで成績が上がったら遊園地につれて行ってあげる」
と言ったとして、子どもがその通りにできたら、
約束は必ず守ってください。
親が子どもとの約束を破れば、その理由がなんであれ、
子どものやる気は失せ、信頼関係も薄らぎます。
あなたは、約束を破るような子に育てたいですか?
親が「約束を破るな」と言いながら、
自分がそのルールを破るのはおかしいですよね。
仕事の都合でいけなくなったと言うくらいなら、
最初から約束をしないこと。
一旦約束したら、ご褒美の日は必ず空けて、
カレンダーにもグルグル丸でもつけておきましょう。
当塾では、確認テストやテキスト、プリントなどで、
100点を取った子には、壁に貼ってある紙にスタンプを押し、
10個溜まれば、消しゴムを1個あげています。
たったこれだけでも、子どもは得意気な顔で、家に帰ってから、
嬉しそうにご両親に報告しているようです。
賞状でもいいですよ。
100円ショップで買った額に入れるともっと、らしくなるでしょう。
そして、それをリビングなど
家族が毎日集まるところに飾っておくのです。
すると、「お父さん、お母さんをもっと喜ばせたい」
という子どものやる気をうまく刺激してくれるでしょう。
また、リビングなら、来客も子どもを褒めてくれるという
仕組みにもなると思います。
褒め言葉とともに、努力の結果を
目に見える形にしてあげることが大切です。
シールでも、賞状でも、なんでもいいのです。
「私はこんなにやったんだ」と、
努力した成果を実感できる工夫をすることで、
やる気になってくれるのです。