岡山大学 医学部 医学科合格 Kくん(朝日高卒)
こんにちは、この度岡山大学医学部に合格しましたKです。
ここでは自分のやってきた勉強を教科毎に紹介します。
国語
最も苦労した教科です。
私の場合、二次試験に国語がなかったので、
センター国語の勉強を中心にしていました。
古文や漢文は点数がある程度安定していましたが、
現代文の点数はなかな安定しませんでした。
私は、11月くらいから「○○」という参考書をやり始めて
現代文の点数を安定させることができました。
この本は特に小説の解説が良く、
選択肢を勘ではなく根拠を持って選べるようになりました。
センターでは、時間配分もかなり重要なので、
苦手な分野を最後にするというのもよいです。
小説が苦手だったので、漢文→古文→評論→小説
という順で解いていました。
自分に合った順番を見つけることが大切です。
数学
問題のパターンを多く知っておくことが重要です。
但し、丸暗記するのではまったく意味がないので、
1つ1つの解法を理解しながら勉強して下さい。
あと、難問にあたった時でも答えはできるだけ見ないでください。
自分で解法を模索しているうちに自然に思考力と忍耐力がつきます。
私は、最低1時間分からなくても答えを見ないようにしていました。
参考書は主に「○○」や「○○」を使っていました。
典型パターンを一通り学べるのでよいと思います。
「○○」という本も使っていました。
かなり難しい問題もありますが、
思考力や忍耐力を身につけるにはうってつけの本なので
余裕がある人は使ってみてください。
英語
国語と同じくかなり苦労した教科で、
3年生になるまで実テ(学校の実力考査)で
一度も100点を超えたことがありませんでした。
1,2年生の時に「○○」や「○○」などを使って
単語と文法を固めておくことをお勧めします。
3年生では他教科の勉強も忙しくなり
なかなか単語と文法の勉強はできないからです。
私の場合は、1,2年の時に単語と文法をあまり勉強していなくて
3年生のときに苦労しました。
長文読解や英作文は学校の授業で十分だと思います。
添削をしてもらうと、より効果的だと思います。
リスニング力は学校の授業だけではなかなか伸びないので、
自主的にリスニングに取り組むことが重要です。
私は「○○」という本を使っていました。
物理
はじめのうちはなかなか難しい教科だと思います。
私も1年生の時はさっぱりわかりませんでした。
しかし、分かってくると面白い教科です。
参考書などをみると数式が並んでいて理解に苦しむと思いますが、
「何が起こっているか」を考えながら数式をみると
分かるようになります。
私は参考書として「○○」や「○○」を使っていました。
どちらも説明が丁寧で良書ですが、
後者にはかなり難しい問題も含まれているので、
基礎が固まってから使うことをお勧めします。
化学
最も伸びた教科です。
とにかく多くのパターンを知っておくことが重要です。
例えばCOD、逆滴定、モール法、マルコフニコフ則、
ザイツェフ則などなど。
パターン通りに出題されることも多いので
知っているか知らないかで大差がつきます。
あと、問題を解く時にはしっかりと理解しながら解いて下さい。
表面的に解いただけでは直ぐに忘れてしまいます。
私は「○○」を使って一通りのパターンを学び、
分からないところは「○○」などを使って理解するようにしていました。
地理
暗記量は他の科目と比べて少ない分、
データを分析する力が求められます。
データを分析するときに、主要国の人口や気候などといった
基礎事項の知識は必要となってくるので、それらは覚えて下さい。
基礎的な知識が身に付くとセンター地理の問題の多くは
パズルのように解けるようになります。
私は「○○」という参考書を使っていました。
センター試験について
センター試験は全教科、時間との勝負になります。
難問はありませんが、
問題量が多いので効率よく処理できるかどうかが鍵になります。
ですから、早く解けそうな問題から始めるようにして下さい。
分からない問題に対しては捨てる勇気を持つことも大切です。
二次試験について
多くの難関大学ではセンターより二次の配点の方が高いです。
難問は出来なくても差がつきませんが、
標準的な問題を落とすと大差がつきます。
特に数学は1問あたりの配点が大きく、
1問落とすと連動して他の問題も落とすということが多いので
絶対にケアレスミスをしないようにしてください。
以上、長々と書きましたが、
一番重要な事は1問でも出来る問題を増やすことです。
長期間勉強していると
機械的に多くの問題をこなそうとしてしまいがちですが、
それよりは今まで知らなかった、
あるいは分からなかった問題を
1問でも多くできるようになることの方が重要です。
既にできる問題を何度も解くよりは
できない問題を出来るようにする方が効率もよいですし、
やる気も出てきます。
成績が伸び悩んでいる時に是非このことを意識してみてください。
最後になりますが、
皆さんが希望する大学に合格することを心から願っています。