こんにちは。低学年担当の小川です。
思考力をつけるためにわが家が取り組んでいること、
前回は「断捨離」についてお話をしましたね。
今回は、第2弾です。
2つ目の取り組みは、「買い物中の会話」です。
例えば、お子様と買い物に行って“苺”を買うとしましょう。
先週は500円で売られていた苺が、今日は、300円だったとします。
<思考力0の会話>
母:「今日の苺は安いね」
子:「ほんとだね…」
⇒な~にも考えていない会話ですよね(笑)。
<思考力のある会話>
母:「今日の苺は安いね。どうしてかな?」
子:「たくさん苺が採れたんじゃないの?」
母:「どうしてたくさん採れたんだろう?」
子:「春になったからかな…、この前いちご狩りも行ったよね!」
⇒なぜ苺が安くなっているのか、自分の経験から考えていますよね。
(思考力40)
母:「でも、どうしてたくさん採れたら安く売るの?
そのままの値段でも良いと思わない?」
子:「たくさんあるから、たくさん買ってもらわないと!
残っちゃうと腐って勿体ないでしょ。」
⇒安く売らないといけない理由が子どもなりに考えられていますね。
(思考力80)
こんな話が低学年でも出来てくると、
思考力はだんだんとついていきます。
いろいろなことに、
「なぜ?」
「どうして?」
と思うような子になれば、
こちらからお題を与えなくても一人でたくさんのことを考え、
調べてくれるようになります。
このように、何気ない会話でも、
どうしてそのように考えるのかを深く追求し、
答えのないものを考えさせてあげる習慣をつけてあげてください。
「一緒に買い物に行く」と、会話の広がりによっては
思考力アップの絶好の機会があちらこちらにありますよ!
親子の会話が深まり思考力もついてくる。
単なる買い物ではなくなりますね。
ぜひ、皆さんもチャレンジしてみてください。
お子様によって、いろいろな言葉が返ってくるので面白いですよ。
お母さんの思考力も問われますよ…(笑)