一斉授業の進め方として、
一方的に先生が説明をして終わるような、
一方通行の授業があります。
伝えたいことを全て話し、
ムダのない授業ができるのですが、
聞き手の生徒の能力によって、
授業の効果が大きく変わります。
一方通行の授業では、
聞き手である生徒は、常に受け身なわけですね。
聞く力が備わっていないと、
先生の言っている意味がわからず、
ノートも板書を写すだけで、
頭に入っていない子がいるでしょう。
「授業を理解する」ためには、
1つ1つの説明に納得しながら、
常に脳を働かせて、
考えながら授業を受ける方が、
はるかに効率が良いです。
この「脳を働かせて考えながら」というのが、
できない子の方が多いです。
サンライズでは、
一人ひとりが十分に理解をしながら授業が受けられるように、
時には時間をかけながら、生徒たちと話し合います。
みんなの前で考えを発表してもらうこともあります。
「なぜそうなるのか」
「どうすれば解けるのか」
を“考えながら”、授業を聞くようにさせています。
記憶に残らない授業は、
やる方も、受けた方もムダになってしまいます。
多人数の中では、
自分一人が聞いていなくても授業は進みます。
サンライズでは、少人数で授業をやっているので、
一人でもぼーっとしていたり、
授業を聞いていなかったりすると
すぐに分かってしまいます。
全員、真剣な眼差しで講師の方を向き、
一言一句聞き逃さないように集中しています。
だから、授業の最後の質疑応答の時間では、
全員が質問をするようになるのです。
授業を理解し、「なぜ?」と考えていないと、
質問など出てきませんよね?
「常に考えながら授業を受ける」
これがサンライズ式の授業です。