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苦しみ9割喜び1割

タイトルの言葉は、朝日高校の卒業生代表の答辞

の中の言葉です。

朝日高校の学校生活は、

苦しい中にも喜びがあり、

その苦しみが自分を成長させ、

1割の喜びが達成感・充実感を生み出す。

 

サンライズもそうだと思います。

塾に行きさえすれば成績が上がる。

ちょっとやればできるようになる。

それまで大した努力もしたことがないのに、

自分は頑張っていると思っていたら、それ以上の成長はないですね。

サンライズで何年も勉強してきて、毎回毎回課題をきちんとこなし、

受験生でもないのに講習会で何時間も、

多い時は朝から晩まで勉強して・・・。

でもそれが当たり前、周りがみんなやっている。

凄い勉強してるね!と言われることもないくらい

当たり前な環境で勉強していると、

自信というよりプライドが生まれます。

サンライズの学力の根底には、

誰にも負けない勉強量があります。

基本的な問題や、標準的な問題、

時には、応用と言われるけれども、受験生にとっては典型的な問題

は、絶対に解けるようにするための努力です。

 

「◯◯ちゃんは、勉強していないのに成績めっちゃいいんよ」

 

子どもたちからこのような言葉を聞くと、「可愛いな~」と思います。

 

そんなわけないじゃん。

じゃあ、サンライズで朝から晩まで勉強している子に聞いてごらん。

「めっちゃ勉強してる?」って。

 

「してるよ!!」

って言わないでしょ?

恥ずかしいんだよ。

もし成績が良くなかった時に、

「めっちゃ勉強してるのにこの程度??」って思われるのが。

いや、違うか。

周りがしているのが当たり前だからか。

朝日高校オープンスクール

22日は、朝日高校オープンスクール、

そして、サンライズの朝日高校見学ツアーの日でした。

 

貸切バスで、朝日高校の校門をくぐる際の、

周りからの視線は凄いですね。

塾長は毎年行っているので、もう慣れましたが。

(来年は実施するかどうかわかりません)

バスを使うだけで、子どもたちにとっては、

遠足気分になれるんですね。

 

朝日高校についてからは、現役朝日高生のM先輩から

受験生の頃の体験や朝日高校について

色々アドバイスをもらいました。

毎年、高1の塾生にお願いをするのですが、

さすが朝日高生(サンライズ生)といいますか、

適当に話をしてとお願いすると、しっかり説明してくれます。

 

朝日高校のHPには、オープンスクールの様子が紹介されています。

http://www.asahi.okayama-c.ed.jp/topics/H27_gyouji/H27_7gatu_openschool.html

ほとんどの写真に、サンライズの塾生が写っていますね。

ちなみに、塾長も。(わかるかな?)

色々なところで、塾生を目にすることが増えたのは、うれしいことです。

 

さて、保護者対象の説明を聞いてきましたが、

過去3年の東大合格者の高1第1回実力考査の順位を見て、

そうだろうなと思いました。

確かに、合格者の多くは高1から最上位にいるのですが、

そうではない子も少なくはないのです。

これは、他の私立高校のお話を聞いていても感じました。

つまり、東大をはじめとした難関校は、

最初から優秀な子しか合格できないのではなく、

高校で伸びている子も少なからずいるということです。

だからこそ、はなから難関大学は無理と、

自分の限界をつくって、「行ける大学」を目指すのではなく、

「行くべき大学」を目指して、

基礎から着実に積み上げていけば、

おのずとゴールが近付いてくるのです。

また、勉強をする上で、

大きな誤解をしている子が多いなと感じるのが、

基礎概念を着実に理解してこそ、

難関大レベルの問題が解けるのであって、

難関大に行きたいからと、いきなり応用レベルをやり始めても、

失敗に終わることが多いということです。

 

後、なるほどと思ったのが、

例えば、校外模試の直前に、修学旅行がありましたが、

こういったイベントのせいで、校外模試の勉強が悪かったと

言い訳をする人がいます。

勉強ができないからとイベントを欠席するのは論外ですね。

トップ校では、テスト直前にイベントがあることは、当たり前です。

 

直前に勉強して何とかしようとする考え自体が浅はかで、

早めに準備しておけばよいのです。

朝日ではそれができないといけません。

(前述のM先輩のお話でもありましたね。)

保護者説明会は、出席してよかったなと思いました。

考える力を養う

「考える力を養う」

こういう言葉をよく聞きます。

言うのは簡単ですが、

はたしてどういうプロセスで身につけさせるのか、

これがないと、ただ闇雲に指導するだけです。

私も、昔は、公式を教えたり、文法を指導したりはできても、

明確に「~すれば身に付けられる」というものは、

なんとなくはわかっていても、

直接指導に結びつけることはできませんでした。

方法を知らなかったからです。

ある転機があり、サンライズという、今の塾のスタイルになりました。

指導方法もより明確になったため、

子どもたちは短期間で成長しました。

もちろん、考える習慣づけも

指導の中の大半を占めるようになりました。

考える力は、点数のように目に見えるものではありませんが、

塾生保護者の方々には、その教育方針に賛同して頂き、

なにより、子どもたちが応用問題でつまずくことが少なくなり、

学力も県内トップクラスの子たちが増えました。

今、改めて思います。

知識の丸暗記は、決して悪いとは思いませんし、

その方が点数を上げるという点では、直接的で、一番の近道です。

しかし、現在のサンライズの指導方法も、

間違っているとは思いませんし、実績もありますので、

これからも続けていくつもりです。

一見遠回りであっても、子どもたちの将来を思えば、

必ず必要になる力であるし、私にしかできない、

最大のプレゼントだと思うからです。

宿題に追われている人へ

宿題(課題)の締め切り前にならないと、

なかなか動けない子はいます。

早めにやればいいのですが、後回しにして、

結局は時間がかかりすぎるのです。

これは、一部の人に限った話ではないです。

むしろ、面倒なことは後回しにする人は多いと思っています。

ですから、当塾の方針として、

後回しにする性分を習慣づけによって改善するようにしています。

課題やテスト対策の日程は、ある程度塾が指定をして、

それに間に合わせるように子どもたちに指示をしております。

例えば、1学期期末テストが1か月以上先に関わらず、

テスト対策の課題は、早目に設定し、

段階を追って、完成度を高めていくわけです。

英語検定や漢字検定の対策にも時間が必要でしょうから、

それも考慮して期限を決めております。

ある程度、子どもの自主性に任せながらも、

裏では塾がガイドを示して、子どもたちを引っ張っているのです。

しかしながら、「裏で引っ張っていく」こちらの真意を

きちんと理解していなければ、

思惑どおりに事が進まないことがあります。

もちろん、こちらからもそれを伝えていく必要があるのです。

さて、なぜ、1カ月以上前からテスト対策を実施するのか。

モチベーションアップをするためには、まず、目標が必要です。

マラソンに例えます。

あなたは、予めゴールがどこかを分かって走るのと、

ゴールがないのに、走り続けるのとでは、どちらがやる気が出ますか?

当然、ゴールがある場合、ですよね。

ですから、モチベーションを維持するためには、

何が目標なのかを明確にしなければなりません。

これがないまま勉強をしても、いずれ力尽きるのは明らかです。

しかしながら、目標があれば、

必ずモチベーションが上がるかと言えば、

そうではない場合もあります。

あまりにも現実的でない目標や遠すぎる目標、

他人が決めた目標に対しては、モチベーションは上がりにくいです。

「遠すぎる目標」というのは、時間的に遠い目標という意味です。

中1や小学生に対して、「高校受験に向けて頑張ろう!」

といくら言ったところで、子どもたちはピンとこないのです。

ですから、まずはロングターゲット=長期目標を決め、

次にショートターゲット=短期目標を決めるのです。

中1であれば、1学期期末テストや、英検・漢検、6月模試などです。

これらのテストで、どれだけの点数を目指すのか、

これがショートターゲットになります。

当塾の塾生のように、高い志を持っているのであれば、

当然ショートターゲットもハードルが高いものになるでしょう。

決まったら、それらの目標をクリアするために、

学習計画を立てる必要があります。

いつ、何を、どれだけやればよいのか、

できるだけ詳しく書いてください。

そうすれば、おのずと一か月前から対策をしなければいけないことに

気づくはずです。

塾長は、先を読み、計算したうえで、子どもたちに指示を出しています。

つまり、私が言いたいのは、

「塾長の言うとおりにやれば、必ずうまくいく!

だから、信じてついてこい!」ということです。

宿題は先生に叱られたくないからやってくるもの?

ずっと昔の話ですが、ある生徒(Aさんとします)が、

宿題をやってきました。

Aさんは、とても勉強が苦手。

塾に来ているのも、お母さんに無理やり連れて来られて・・・

だったと思います。

当然、やる気もなかったのですが、塾長の手前、

あからさまにそういう態度ができなかったのでしょう。

でも、人間、本性は隠せません。

表面上では「勉強しています!」という態度でも、

ノートを見れば一発でした。

Aさんは、それまで算数で50点を超えたことがありません。

ほとんど20点台。

でも、宿題は、見事なまでに、全て正解。

いつもなら、塾長からチェックのハンコをもらうのですが、

その日は違いました。

ある問題で、Aさんは、答えを「オ」と書いて、マルをしていました。

でも、実は、その問題の選択肢は、「エ」までしかなかったのです。

つまり、テキストの解答が間違っていたんです。

先生は、そのことを知っていたのですが、Aさんに質問しました。

「Aさん、この問題は、これで合っているの?」

「うん。だって、ほら、答えはそうなっているでしょ?」

「絶対?」

「絶対!」

「ふ~ん。じゃあ、なぜ答えはオなの?教えて?」

「・・・」

「テキストには、エまでしかないんだけど?」

「・・・」

ここで、「答えを写したの?」と聞いても、

全力で否定していたことでしょうね。

勉強が苦手な子だから、こういうことをするのかというと、

実は、そうでもないんです。

勉強が得意な子でも、よくやりますよ。

まだ幼いんですね。

テストとは、何のためにやっているのか、

宿題やテスト勉強は何のためにやっているのか、

よくわかっていない人もいるようです。

いずれのテストも、「どれだけあなたが勉強を理解できているのか」

を確認するためのツールです。

「成績を上げたい」

「点数を良くしたい」

というのであれば、当然、あなた自身が

「勉強を理解する」しかありません。

指導者が、いくら分かりやすく教えても、それを自分のものとし、

消化するのはあなたです。

つまり、結局はあなた自身の努力量にかかってくるのです。

それを、ただ、指をくわえて待っていても、

できるようには、ならないのです。

宿題や、テスト勉強は、

あなたがきちんと理解するために欠かせないものなのですが、

もし、そういうチャンスを無駄にしている人がいるなら、

残念なことですね。

やるなら徹底的に。

子どもの将来を考える親は、

誰もが我が子に幸せな人生を歩んで欲しいと願っているはず。

「勉強は、やればやるほど楽しくなる」

正にその通りだと思います。

そして、勉強をすればするほど、視野も広くなるし、

充実感も得られ、それが幸福感にもつながります。

テスト対策を通じて、一番伝えたいことは、

「自分の限界を超えること」

その先の達成感や充実感を味わってほしいからです。

日々、己の限界を越えようと切磋琢磨しながら練習をして、

試合で勝利した時の喜びと、

中途半端な練習で、たまたま勝った試合の喜びとでは、

雲泥の差です。

子どもたち自身に予定を立てさせると、

ほとんどの子は、自分の能力の許容範囲内で作成するでしょう。

もちろん、中には、そのたてた予定よりも

更に早く進める子もいますが、

塾長は、子どもたちの限界スレスレを見定めながら、

アドバイスします。

「もうちょっといけるんじゃない?そうすれば・・・」

塾長は、あくまでサポート。

やるのは子ども本人なので、できる限りのサポートをしていきます。

ただ、「ヤレヤレ」と言っても、子どもたちはついてきません。

頑張ったら、頑張っただけの成果が、その先にあるんだということを、

しっかりと示してあげなければなりません。

そうやって、毎日勉強を積み重ねていると、ある時気付く時がきます。

自分の限界をいつの間にか超えていることを・・・。

甘やかし?

私が、「子どもは褒めよう」とか、「勉強は楽しんでやろう」というと、

「そんなに甘やかしたら、うちの子は図に乗るだけです」と

反論する方もいるかもしれません。

私は、甘やかしたり、過保護が良いとは考えていません。

勉強で、上位を狙うということは、とても厳しいものですので、

どうせやるなら、楽しく、ワクワクしながらやった方が

いいと思っているだけです。

今の世の中は、

「気にしなくていいよ」

「無理しなくていいよ」

「我慢しなくていいよ」

という風潮があります。

でも私は、こんなぬるま湯につかったような考え方には反対です。
子どもたちが成長していくためには、

「気にする」

「無理する」

「我慢する」

習慣が必要だと考えています。
子どもたちに、どんな世の中になっても生き抜いていける、

力強さを身につけて欲しいと願っているのです。

子どもから大人になり、社会人として

多くの人に囲まれて生きていくには、

周囲の人を思いやり、時には徹夜で仕事をするなど、

無理もしなければならないでしょう。

世の中には理不尽なこともあり、他人との摩擦もありますし、

我慢も必要です。

強く生きる力の根本を、子どものうちから教えることは、

勉強ができるようになる以上に大切なことだと考えています。

良い習慣づけ

サンライズでは、いくつか約束があります。

そのほとんどは、

「大きな声であいさつをする。」

「姿勢を良くする」

など、子どもの習慣に関するものです。

私は、心を変えるには、

まずは態度を変えることがとても大切だと考えています。

行動が変われば、成績も上がるのです。

子ども自身も、自分の悪い習慣が何かはわかっています。

ですから、日頃から、それを直そうとする習慣づけを、

周りが促していく必要があるのです。

ある日の指導の様子

塾で指導した解法と違うやり方で解いていたKくん。

そのため、ほとんど間違えています。

このときの対応の仕方で、子どものリアクションが変わります。

あなたは、AとBどっち?

A 「違う違う!そうじゃない!何度言ったらわかるの!?」

B 「〇〇の方法でやったら、これだけ間違えているよね。じゃあ、△△の方法でやったら、どう?全部正解しているよね。じゃあ、どちらの方法がいいと思う?」

塾と家庭で指導した解法が異なると、

子どもが混乱することがあります。

ご注意を。

ゴールは時間ではなく、結果を出すこと

演習量を増やすことは、学力アップの一つの手です。

しかし、単純に増やしただけでは、やりません。

「3時間勉強する」という目標を立てる子は、

「自分はこんなに頑張った」ということに満足しがちです。

頭を使わず、単に手を動かす、ルーチンワークになっていると、

間違った知識で覚えたり、あるいは、頭に入らなかったりします。

「たくさんやること」も大事ですが、

「正しく理解し、覚える」ことを重視させるようにするべきです。