カテゴリー別アーカイブ: 朝日高校について

朝日高校合格への道(4)入試傾向と対策について~国語編・表現~

「朝日高校合格への道」第4回です。

国語の3つのポイントの3つ目、

最後は表現についてです。

 

「捉えた枠をはずれないようにして、自分の考えを表現する。」

表現とは、

選択問題ではなく、いわゆる記述問題の書き方についてです。

 

◆出題される問いは、

「どういうことか」

「なぜか」

の2つが中心です。

問われることは限られているので、

問いに対する答え方をまずは身につけましょう。

 

◆答え方では、書き出しと着地とに気を配ること。

特に「なぜか」の答え方の書き出しは大切です。

多くの生徒は、文末の形は知っているだけで、

肝心の理由が書かれていないことが多いです。

答え方は、通常、

「理由」+「キーワード」+「文末(~だから)」

の形になっています。

例えば、

「なぜ笑っているのか。」の問いに対して、

「塾長に褒められて、嬉しくなったから。」

『笑っている』理由が『嬉しくなった』←キーワード

『悲しくなった』のは、『塾長に褒められた』ため。

(『塾長に褒められた』がキーワードの理由になっている)

字数制限がない場合もあるので、理由もキーワードも

両方いる場合が多いのです。

まずは、キーワードを見つけて、

その次に、その理由を見つけるようにすると

答えやすくなりますよ。

 

着地とは、答えの末尾あたりの表現のことです。

「なぜか」は理由を問われている訳ですから、

「~だから。」で締めることは皆さんも知っていると思います。

「~ため。」は目的を表現するときですね。

心情の問いでは、着地が心情を示すものである必要があります。

例えば、「~気持ち(である)。」「~な態度。」「~さびしさを感じている。」

などです。

 

国語編は以上です。

次回は数学編になります(^O^)/

朝日高校合格への道(3)入試傾向と対策について~国語編・文法~

「朝日高校合格への道」第3回です。

今日は、国語のポイント2つ目の文法について話します。

 

「他者の言葉(=言いたい考えや思い)を

ことばのきまりに即して捉える。」

 

文法といっても、動詞の活用を覚えるといったことではありません。

日本語を理解する上で必要な文法を、しっかりと使いこなせるか、

ということです。

そして、それが読解力につながるのです。

読解力というと、もともと身に備わったもので、伸ばすことができないと

思っていませんか?

国語のルールに沿って、読み解けば、読めるようになるので、

頑張って下さい。

 

◆国語の論説文中には、筆者の言いたいこと(意見・主張・中心文)

や、解説(例時や言い換えや説明)や、理由があります。

それぞれを見分ける練習をしましょう。

具体的には、傍線を引くなどして、それぞれに分ける練習をします。

見分けるポイントなどは、先生に聞くなどしましょう。

 

◆「そのために」、「~は」、「~も」、係り受け、指示語、

つなぎの言葉(特に逆接)に注意しましょう。

サンライズでは、これらの言葉にはチェックを入れるように

指導しています。

ここでは全てを説明しませんが、

例えば、逆接の前と後ではどちらが筆者の言いたいことか。

例:A君の意見も良いと思ったが、B君の意見が良いと思う。

これは、「A君の意見が良い」ということよりも、

「B君の意見が良い」ということの方が言いたいことになりますね。

このように、カギとなる言葉を見つけることで、

文を正確にとらえることに繋がるのです。

本文だけでなく、選択肢の読み取りでも同じことが言えます。

 

◆本文の中に出てくる熟語などの同義語、対立語を知らないと

解けない場合があります。

前回紹介した、語彙力強化の問題集を利用したり、

本文中に出てくる言葉の同義語・対義語を調べてみましょう。

類語事典や対義語(反対語)事典があると調べやすいでしょう。

 

◆各段落の、全体構成上での意味をつかみましょう。

先ほど、筆者の言いたいこと=中心文に傍線を引くと述べましたが、

各段落ごとの中心文と各段落の冒頭のことばに着目して、

段落相互の関係を考えましょう。

一字下げて書いてある文のまとまりが形式段落であるのに対し、

意味の上で繋がりのある段落のまとまりが意味段落です。

(①)-(②③④)-(⑤⑥)

というように分けてみてください。

そして、それぞれ何について述べているのか、

これが分かるようになると、国語の読解力があると言えます。

国語の授業でもこのようなことはされていると思います。

しっかりと授業を聞いて下さいね。

 

◆段落相互の関係がつかめるようになったら、

次は、文章全体の要旨をとらえる練習です。

初めは、全体を120字程度でまとめ、

次に60字程度でまとめてみましょう。

国語の問題に使われている題材でも構いませんし、

新聞のコラム欄を使用しても構いません。

(かなり難しいと思いますが・・・)

 

国語が苦手な人は、

取りあえず、新聞のコラム欄を書き写すことから

始めましょう。

やってやって、やりまくってください。

数か月後には、その意味が分かってくるはずです。

その後に、要約をするのが効果的です。

朝日高校合格への道(2)入試傾向と対策について~国語編・ことば~

「朝日高校合格への道」第2回です。

前回は、3つの対策ポイントがあると言いました。

今日は1つ目の「ことば」について対策方法を説明します。

 

 

「言葉は世界を認識する仕方であり、道具である。」

◆語彙を増やしましょう。

あなたは、言葉の違いを説明できますか?

例えば、

「甘い」と「美味しい」、

「楽しい」と「充実感がある」、

「普通」と「一般」、・・・

説明ができない人は、語彙力強化のための参考書・問題集から始めましょう。

お勧めはコチラ

○高校受験必須現代文・難語1500―語彙力増強ドリル

(アーバン出版局)

○中学生のための 語彙力アップ 厳選1000語(すばる舎)

 

◆漢字の訓読み、送り仮名の付け方、篇の意味を知りましょう。

「漢字を覚えましょう」ではありません。

漢字を記号の暗記と考えず、漢字の意味を理解して下さい。

音読みは知っているけれど、訓読みは知らないと言う人は、

意外といますよ。

訓読みと漢字の意味とはリンクしています。

訓読みを覚えると、漢字の意味が出やすくなるのです。

意味を覚える際に、篇の意味も考えて下さい。

例えば、「氵(さんずい)」がつく漢字は、水に関係がありますよね。

漢字を個々に覚えるのは大変ですが、

それぞれの漢字の意味から、繋がりを知り、

関連付けて理解することで、効率が良くなります。

 

◆辞書がひけるように。

普段何気なく使っている言葉の意味は、正しく使えていますか?

間違った意味で使っているのに、それに気付かず、

選択肢を誤ってしまう子が多いです。

普段から、辞書をひく習慣をつけましょう。

 

国文法で、動詞、形容詞、形容動詞、助動詞の活用を

学習しますが、辞書には終止形で出ています。

他の活用も合わせて調べるように。

 

漢字は、入試では必ず、「楷書で書きなさい。」と指定されています。

それでも楷書で書かない人がいるそうです。

例えば、糸篇を4画で書く人ですね。

続けて書くということです。

これは減点の対象となります。

画数は、見た目では分からない場合があります。

よく確認をして下さい。

 

◆きちんとした字を書く。

字が読めないほど雑に書く人がいます。

特に

「ゆ」と「れ」、

「い」と「ひ」、

「ツ」と「シ」

「ン」と「ソ」

などは明瞭に書けるようにしましょう。

相手に読めなければ、

それだけで減点されるのですからね。

朝日高校合格への道(1)入試傾向と対策について~国語編・ねらいと3つのポイント~

朝日高校は国語・数学・英語が独自問題です。

まずは、それぞれの科目の傾向と対策について、述べていきます。

第1回は、国語。

国語のねらいは、

思考力想像力を働かせて国語を正確に理解し、

的確に表現する力をみるために、

国語の基礎的・基本的事項を中心として幅広く出題』

ということです。

 

全体的に、記述問題が多く、字数制限があるものから、ないものまで、

受験生にとっては難しいように思いますが、

・正確に読み取れているか。

・基礎的な力を十分に持っているか。

この2点が中心です。

 

では、どのような対策をすれば、合格点が狙えるのか、

3つのポイントに分けました。

 

① ことば

② 文法

③ 表現

 

それぞれ、具体的にどのような対策をするかは次回で説明します。

朝日高校の過去問に取り組む時期

学校説明会が終わり、

受験生であれば、そろそろお尻に火がついてきた頃でしょう。

受験対策として、まず思いつくのが過去問をやることだと思います。

「過去問しかやることが思いつかない」

という人もいるかも。

 

そうなると、今から朝日高校の入試問題が解けるかどうか、

試しにやってみたくなりますよね。

もう既に何年分もやっている人もいるかもしれません。

 

朝日高校の過去問をやる時期は、早くても2カ月前、

つまり年が明けてからでも十分です。

サンライズは、もっと入試ギリギリでやっていますが。

 

早くやったからといって、学力が上がるわけでもありません。

過去問は出題傾向はつかめますが、

学力を上げる教材にはならないのです。

 

傾向を掴むなら、過去問を解かずとも、

先生に聞いた方が早いです。

平成28年度岡山県公立高等学校一般入学者選抜志願者数発表

公立高校の一般入試の倍率が発表されました。

岡山朝日高校は1.21倍(前年度は1.07倍)

岡山操山高校は1.22倍(前年度1.09倍)

去年と比べて進学校は倍率が高くなっていますね。

特に朝日高校が1.2倍を超えたのは初めてではないでしょうか。

合格安全圏にある人にとっては、ほとんど気にならないと思います。

あなたの周りで、「倍率が高い!」と騒いでいる人は、

もしかしたらボーダーライン上の危ない人かもしれませんね。

そういう人は、解ける問題を着実に解くことを第一に考えましょう。

歴史に名を刻む

朝日高校のHPの中に、

「朝日高の沿革」というページがありますが、

その中の年譜の平成28年のところに

元塾生であるプラダンシュレヤスくんの名前が・・・。

生徒個人が朝日高校の歴史の中で

紹介されるのは初めてです。

http://www.asahi.okayama-c.ed.jp/enkaku/enkaku.htm

全国高等学校英語スピーチコンテストで優勝というのも凄いですが、

学校の歴史として紹介されるのもすごいことかなと。

それだけ素晴らしい偉業を達成したのですね。

誇らしく思います。

岡山朝日高校入試過去問題

過去問といっても、随分昔のものです。

明治24年8月の英語入試問題(当時は9月入学)

1)  No day is long to those who have many works to do.

2) A thoughtless boy went out into the field to pass an idle day.

3) She had not been in the school more than a year, when he left it.

4) Books teach us all that is useful for us to know.

5) It would have been better for the world, if they had never lived.

 

解答)

1)忙しい人にとっては、日々はあっという間に過ぎる。

2)ある軽率な少年が野原へ出かけて行き、一日遊んで過ごした。

3)彼女がその学校に来て1年も経たないうちに、彼は学校をやめた。

4)本は私たちが知っておくと役に立つことをすべて教えてくれる。

5)もしその人たちがいなかったら、世界はもっと良くなっていただろうに。

 

大正10年の地理・歴史問題

(一) 左記ノ地名ノ所在国名、府県名又ハ地方名ヲ記シ且ツ知レルコトヲ述ベヨ

1、撫養 2、雲山 3、萍郷 4、カイロ 5、サントス

6、二見港 7、豊原 8、八幡

 

解答)

1、徳島県、塩の産地

2、朝鮮にあり、金の産地

3、支那中部にあり、炭坑としてしられる

4、エジプトの首府

5、ブラジルにあり、コーヒーの輸出地として知られる

6、小笠原父島にある港にして航海上の要地

7、樺太にあり、樺太庁所在地

8、福岡県にあり、製鉄所あり

 

昭和20年 (岡山一中)

三、 太郎は国民学校の初等科六年生で、家族は父母と初等科一年生の弟と五歳になる妹の五人であるが父は出征してゐる、ある夜母は二町離れた隣組長さんの家で開かれる常会に出席し、弟と妹は火鉢のそばで絵本を見て居り太郎は戦地の父に手紙を書いてゐた。すると突然空襲警報が発令された。

1、 あなたが太郎であつたら、その時どうしますか、する順に書きなさい。

2、 それからラジオが次のやうに知らせた。

「十九時二十六分二十二機より成る敵の第二の編隊が室戸崎の南方約四十粁の上空を北進中」

室戸崎・岡山間の距離は百六十粁で、敵機の時速が五百粁とすれば此の編隊が岡山の上空に達するのはおよそ何時何分頃ですか

 

解答)

1、灯火管制をして、防空服装に身ごしらえ、火鉢の始末などをする、母が帰らぬうちに退避命令が出たら弟妹を連れて行動するが、そうでない場合は母の帰りを待つ

2、 160粁+40粁=200粁

200粁÷500粁=0.4時間=24分

19時26分+24分=19時50分

自校作成問題説明会

昨日は、朝日高校の入試問題に関する説明会がありました。

朝日高校は、全国で唯一、自校作成問題が出題される学校です。

昔は何校かあったのですが、とうとう朝日高校だけになりました。

そのため、対策が難しいのでは?と思われる人もいるかもしれません。

そんなことはないですよ。

サンライズの塾生は、特に数学の問題の説明の時に、

あ!と気付いたと思いますが、

日頃塾長が説明している解法と同じではありませんでしたか?

それから、「全国高校入試問題正解」は、

毎年、サンライズの入試特訓でも使用する教材です。

(市販されているものよりもちょっとだけ安い、塾専用教材です。)

朝日高校の先生方の説明を聞けば、

塾長の話がより理解できたと思うのです。

「あ~、塾長がいつも言っていることと同じだ。」

と思ったなら、益々授業をしっかりと聞かないといけませんね。

 

いきなり、自校作成問題が解けるようにはならないので、

まずは、出題者=朝日高校が問題を通じて何を伝えたいのか、

そこから、自分には何が足りていないのか、

それを知ることが近道だと思います。

 

もう一度、資料によく目を通して下さい。

地道な勉強も含まれますが、

とても大切なので、実行してもらいたいです。